妄想9話……
総てを脅迫によって曝け出される彼女。
気を許す事も許され無い野獣達の突き刺さる視線もの元で行う自慰行為。
巧みに膣の中を刺激するように蠢く指先…
刺激スポットに疑似の亀頭の反り返りを想いなから行っているだろう悩ましき指の動き。
そして 男性器の芯棒が当り擦れている事を疑似的に想いクリトリスを刺激する親指の動き。
巧みに蠢く彼女の指先と親指は彼女の頭の中では男性器に置き換えられているのです。
「堪らないよ…」
溜息混じりに声を震わせながら歓喜する小太りの男。
「ギャラリーが喜んでるぜ…喘ぎ声でも出して礼を言ってやりな…」
彼女に向かい卑劣な強要をする男の声が更に興奮を誘います。
「お願いだよ…藤○さんの喘ぎ声…聞かせてくれよ…」
泣きそうな声で嘆願する小太りの男。
正直 私も同様でした。
一声でも彼女の口から喘ぎが聞けるのなら早く聞きたい…
演技でも何でも構わない…
彼女の口から出る卑猥な疑似淫声でも良いと思う私でした。
「おら…泣いて頼んでんじゃねぇか…早く聞かせてやれ…」
下方から見上げるアングルの映像に彼女の苦悩が見え隠れします。
「おら…早く鳴かねぇか…」
見え隠れする彼女の頭部…
顕らかに威嚇されています。
そして…
「あ…ぁ…あ…」
耳を澄まさなければ聞き逃す程の か細い声が…
「何だ? その小さい鳴きは? もっと気持ちを込めてやらねぇか…」
男は不満を彼女に叩きつけます。
「あぁ…ああ……」
少し大きめの声を出す彼女。
しかし男の不満は収まりませんでした。
「何だ? その鳴き方は? 中房のガキじゃあるまいし! もっと艶声出して鳴け! 本気で鳴くまでオナニー止めさせねぇぞ!」
男は声を荒げ彼女を巻くしたてました。
彼女の自慰の指先が止まります。
すると透かさず…
「オナニー止めたらダメだよ…藤○さん…」
カメラの男が間髪入れずに忠告します。
慌てて指を動かす彼女。
もう逃げ隠れも出来ない状況が彼女を次第に追い詰め そして絶望の淵にと堕として行きます。
「ほら…もう一度…鳴いてみろ…今度は本気でな…」
冷たい言葉が男の口から吐かれます。
そして…
「は…ぁぁ…ん…はぐぅ…ぁ…あ…ぁあん…はぁぁ…」
鼻に抜ける最高の悩ましい悶声が遂に彼女の口から漏らされました。
その悶鳴は果たして本物なのか?それとも偽なのか?
状況からして偽悶声である事を疑う余地も無いのですが 私は余りにも悩ましい声だったので錯乱してしまうのでした。
「良い鳴きするじゃねぇか…その調子だ…もっと鳴け…」
「はぁ…ああぁ…はぁ……ぁぁ…ん…ぐぅ…あ…ぁあ…あ…」
もう彼女の悶声と悩ましく動く自慰行為の手先の動きで悩殺される私です。
彼女も諦めたのか?
喘ぎ声を鎖す事も無く鳴き続けます。
そして 自慰の指使いも次第に激しくなってくるのでした。
「本当に…オナってるのか…?」
私は彼女の指の激しき動きに思わず声が出るのでした。
激しく膣から出入りをする2本の指…
親指も巧みに激しくクリトリスを刺激しています。
「う…嘘だろ…ふ…藤○さん…」
私は余りにもリアルな彼女の自慰する手捌きに 何故か胸が痛むのでした。
脅迫強要された賜物とは故え…
余りにもリアルな自慰行為に彼女の葛藤する胸の内の哀しみの末の苦渋の選択が頭を過ります…
逃げる事も隠す事も出来ず…
突き刺さる視線の元…
気を緩ます事さえ許されない監視が彼女を追い詰め そして 諦めさせた結果の本気の自慰。
そう考えただけで 私は憧れの彼女を哀れんでしまうのでした。
「堪らないよ…藤○さん…堪らない…最高だよ…」
小太りの男は歓喜しています。
私も画面を食い入るように見るのです。
もう小太りの男と何ら変わり有りませんでした。
私は膣から出入りを繰り返す指先に視線を集中させました。
何故なら 心の片隅に この行為は悪魔でも強要脅迫された産物と思う事があったからです。
あの憧れの彼女が…
そして居酒屋で話してくれた性生活の恥話…
【正直…余り…好きじゃないの…】
その言葉が頭を霞めるのでした。
セックスは苦手と言っていた彼女 しかし自慰は別なのか?
私は彼女の細い指を目に焼き付けます…
濡れてなんかいない…
濡れるはずが無い…
私は激しく蠢く指先に集中させるのです。
「あ…ぁ…ぁ…ふ…藤○さん…う…嘘だろ…」
私の目に確実に飛び込んで来た彼女の指先…
第二間接まで出入りする細き指…
しかし…
その指は 微かに濡れていたのでした。
私は愕然としながも 良い知れない興奮が沸き上がって来ました。
そこまで彼女を追い詰めている現状…
偽を悟られる事を恐れ本気の自慰を懸命にしようとしている彼女なのか?
それとも自慰は彼女の本性なのか?
何れにせよ、本気の自慰の証が彼女の濡れた指先でした。
痛い程 伝わってくる彼女の哀れな心情…
その事が返って私を興奮させるのでした。
「はぁぁ…ん…はあ…うぐ…ぅ…あ…あ…はぁ…ん…」
悩ましい喘ぎは続きます。
「おい…良い鳴きだ…」
そして…
「顔をこっちに向けろ…」
男の声だけが自慰の画面から聞こえます。
「んぐぅ……………っ…」
彼女の喘ぎ声が途絶え 口籠もる封苦が聞こえました。
「んぐぅ…んん……ぐぅ…」
顕らかに口を何かで封じられているような悶声…
次の男の言葉が何をしているのかが解ります。
「ほら…キスする時は舌を出せ…」
彼女は男に接吻をされていたのです。
「い…いやぁ…」
細い彼女の声がします。
「出せと言ったら出さねえねぇか!」
そしてまた彼女の悶苦声がするのでした。
画面には映らなくとも汚き接吻が交わされている姿が浮かびました。
「んぐぅ………っ」
「舌 引っ込めるんじゃねぇぞ! 引っ込めたら噛み切るぞ!」
「んんぐぅ………っ!!」
彼女の悶声と同時に自慰の指先が第二間接以上 膣の中に入ります。
「んぐぅっっっ!!!!」
更な悶声…
そして その瞬間…
指が入った膣孔がギュっと絞まるのがハッキリと解りました。
顕らかに膣を絞めている彼女…
頭上では何が彼女をそうさせる行為が行われているのか?
私は接吻以上の物を頭で探るのでした。
激しく鼻から抜ける封悶声をあげる彼女。
その度 絞まる膣孔…
そして激しさを増す自慰の指使い…
そして…
「んっ…んっ!んぐぅ!うぐ!うぐぅっっう!!!」
封じられた口から激しい悶絶が…
そして 夥しく溢れ出る膣からの逝汁…
指を完全に濡らし流れるように伝い溢れる愛汁…
私は 茫然としました。
彼女の堕とされた瞬間を膣で見た事に。
「どうだ? こんなキス初めてか? 舌吸われた事無いのか? 目が虚ろだぜ…」
私は男の言葉で彼女との行為が解りました。
そして セックスは苦手と言う事が証明された経験薄い彼女だと言う事もです。
セックスで逝った事が無いと言っていた彼女…
その彼女は 今 自慰行為と舌責めで逝かされたのでした。
初めての感触だったのでしょうか…?
接吻で逝かされた彼女の初々しさが余りにも魅力となったのでした。
「よし…また頭に手を戻せ…オナニータイムは終わりだ…」
彼女は膣から静かに指を抜きます。
濡れきった膣孔と陰襞の全貌が顕らかになりました。
濡れひかる陰性器…
哀しき彼女の顔が頭を霞める私でした。
そして…
男の勃起した肉竿が濡れた膣孔に向けられます。
彼女は もう 抵抗する感も無く男の物を受け入れます。
濡れた膣に容赦無く突き刺さる男根…
カメラは至近距離で収めていました。
濡れた陰襞が竿芯に絡まり総てを収める彼女の膣孔…
それを見届けたかのようにカメラは遠退き 立ち姿のまま合体する男と彼女の姿を背後から収めます。
突き入れられる男の下半身…
彼女は次第に男の肩に手を充てて突き上げに耐えています。
顔を背けながら感じている事を日田隠すように堪え顔をする彼女。
男は彼女の首筋を舐めながら乳首を掴み腰を突き振ります。
ジッと瞳を絞り閉じて耐えている彼女の顔をカメラは捕らえます。
舌唇を強く噛み締めオーガに耐えているような苦悶の表情。
話に聞いた夜の営みの受け身の彼女の姿が重なり合います。
しかし…
それは旦那さんとの営み…
今は初めて夫以外の男性を受け入れている彼女…
形…太さ…温もり…
総てが違うであろう男性器を彼女はどのように感じているのか?
考えただけで武者震いする私でした。
どんな想い葛藤をしているであろう彼女…
その答えが遂に出される時が来るのでした。
男が彼女のソファーな掛かっている片脚を更に持ち上げた瞬間でした。
彼女は顔を大きく後ろに反らせました。
その時の表情たるや堪えていた淫波が一気に襲い掛かったような悶絶顔でした。
脚を上げられた為に より深く突き刺さる男性器に彼女は堕ちる寸前に追い込まれたようでした。
そして一気に力強く突き込まれる腰…
その時です…
「あぁっ…はぐぅっ!!!」
顔を仰け反りながら堪えていた淫絶が一気に口から漏れるのでした。
もう 一度 糸が切れてしまえば歯止めが効かぬのが淫の本性…
沸き上がってくる淫の波に彼女は溺れてしまうのでした。
「だ…だめ…や…や…やだ…はぁあ…ぁ…あ…や…や…だ…ぁぁ……」
それでも必死に拒もうとする彼女…
しかし 淫の魔力は彼女を封じ込めるのです。
「ひぃっ!! あう!! あぐぅ! あ…あ…あはぁ……」
完全に男の支配に堕ちる彼女。
あとは貪られるように身体を弄ばれる彼女でした。
私は その壮絶な光景の目撃者となったのです。
見知らぬ男に開花される熟した裸体…
一度たりともセックスを楽しんだ事の無い彼女にとって レイプと言えども身を開花させた記念すべき日になったのでした。
苦しくも…
結婚記念日と言う記念すべき日に…
続く。
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