ブログに書かれていた事が事実と知った自分は何故が興奮してしまう迄に落ちぶれていました。
「大変だわね単身赴任も」
「大丈夫よ単身赴任って言ったって三時間ほどで行ける距離だもの、週に一度は帰って来るみたいよ」
「あら・・そんな事言って浮気して帰って来ないんじゃ無い?」
「あら!その方が慰謝料たんまり取れるから良いじゃない!」
そうして笑いながら井戸端会議は終わるのでした。
自分はブログの男が彼女をストーカーして、何処で情報を得ているのかと言う事にも驚く事もなく、何時しかブログの男を同じ共通の仲間として意識するようになってしまっていたのでした。
そうして彼女の夫が単身赴任先に行ってしまう日が来るのです。
それからは井戸端会議の話題は、亭主は元気で留守が良い的な会話で盛り上がっていました。
しかし、あれからはブログも更新される事もありませんでした。
沈黙のブログをチェックしながら、自分は秘かに男が情報を集めているだろうと思うと興奮するのでした。
そうして数日が過ぎた頃に沈黙を破る更新がありました。
ですが、それはブログより先に彼女の口から聞いていた事でした。
《再来週に、お友達と二泊三日の旅行ですか・・ますます楽しくなるな・・》
二十歳の娘さんが友人達と旅行に行く事をブログの男よりも先に知っていた自分は、何故が優越感に浸りました。
しかし、男の書き込みが何を意味するのか?その時の自分には解りませんでした。
それどころか犯罪行為的な事を思い描きながら興奮する始末でした。
その頃です、彼女が用事があるので一日だけ休む事を伝えて来ました。
この所、お風呂の給湯の具合が悪いらしく、点検の業者が来ると言う事でした。
その時は何も気にはしなかったのですが、点検の日は娘さんが旅行に行っている日でもあったのです。
そうして彼女が休む日までの間は、何も代わり映えしない日々が過ぎて行きました。
そうして彼女が休む数日前の事です。
またブログが更新されまし。
《お風呂の点検ですか・・そろそろ我慢の限界が来たようです、さぁ~銭湯の準備でもするか・・》
お風呂の点検まで嗅ぎつけた様子の書き込みに、自分はある意味の凄さを感じてしまいました。
しかし、この書き込みが意味する重大な事に、またしても自分は気付かず見落としてしまっていたのです。
そうして彼女が休む前日が訪れました。
「明日、御免なさいね」
周りの人達に申し訳無さそうに誤る彼女の姿がありました。
「良いわよ、それより・・お風呂高く付かなければ良いのにね」
気遣いあう井戸端会議の話題で終始和やかな空気でした。
そうして彼女が休む日が訪れ、何か穴の空いたような職場の雰囲気の中で一日が過ぎて行きました。
お風呂の具合はどうだったのだろう?と思いながら夜を迎え、日課のブログのチェックをする自分でした。
何も更新されていない様子のブログに、物足りなさを感じながら今夜は早く就寝する事にしました。
そうして次の日の事です。
彼女が出社して来る気配がありませんでした。
「あれ?今日も○○さん休みなの?」
「あら、そう言えば遅いわね・・お風呂大変だったのかしら?」
首を傾げながら彼女の事を気にかける自分と事務の面々でした。
そうしている内に就業時刻が来たので業務に取り掛かる自分達でした。
その日は彼女から連絡もなく無断欠勤となってしまいました。
そうして何か寂しさの中で一日を過ごして、心配しながらも業務が終わるのでした。
なぜ無断欠勤したのか心配しながら自宅に帰り、そうしてまた何時ものように日課の夜を迎えるのです。
日課のブログをチェックする前に、二日間彼女に会えていない寂しさから彼女の写真を見る自分でした。
そうして数ある中から写真を選び、捌け口としてコラージュするのです。
自分の願望を彼女に向けるようにレイプ画像に彼女の顔を置き換える至福の一時です。
手足を縛られレイプされる彼女の姿を、不謹慎ながら作ってしまうのが当たり前のようになっている自分がいました。
そうして彼女に願望を叩きつけては捌け口にする自分は、もう罪悪を感じる事も無くなってしまっていました。
しかし、その願望が現実化していた可能性がある事を知る時が来るのです。
ひとしきり彼女で慰めた後の事でした。
例のブログをチェックした時です。
今日は更新されている事に胸が高鳴りました。
何が書かれているのかドキドキする自分は、最新の書き込みを読むのでした。
今日は長い文章が書かれていて、何か何時もとは雰囲気が違いっていました。
最初から読んで行く内に、自分は顔から血の気が引くのが解るぐらい仰天してしまいました。
《美女捕獲大成功!チョロいもんだ!》
読み進めて行く内に顕らかになって行く、真実なのか嘘なのか解らない事柄が書かれていました。
《美女レイプ計画は無事に完了!前から狙っていた甲斐があった!飛び切り良い体してた!それがこの写真!》
そうした文章の後に画像が添付されていました。
その画像を見る為にクリックした自分は驚きました。
顔は画面から途切れて写っていませんでしたが、縛られた女性の裸が写っていました。
ブログの男が書くように、本当に良い体をした女性が写っています。
まさか彼女じゃ?無いよな?
自分は目を疑いながらも画像を食い入るように見てしまいました。
そうして思わず画像を保存してしまう自分でした。
そうして自分は、まだ書かれている文章を読み進めて行くのでした。
《良い、オマンコしてるでしょ?》
次は足を強引に大きく開かされ、丸見えになった大事な所が写っています。
形の良い性器で色も言うほど悪くなく、毛の量も少なく興奮する物でした。
自分は、読み進めて行く内に次第に胸騒ぎがして来ました。
この画像と文章が全て嘘の事で、彼女で無い事を願いながら読み進めました。
その後もモザイクも無しに撮られた性器の写真や裸体の写真が、紹介文を添えてアップされています。
中には、中出し射精された直後の生々しい性器も撮られていました。
しかし、見る写真が顔が途切れていて写っていません。
そんな中で自分は顔を写せない理由が、偽物だから?と疑うようになりました。
しかし、その思いも揺らぐようなショットが、閲覧して行くに連れて崩れ去って行くのです。
もう最後のほうは文章は無しで、画像だけが添付されている物になっていました。
しかし、ここで疑問が浮かびました。
レイプされている写真の数々のアングルが、どうしても一人では写せない場所からの物もあるのです。
レイプしている場面を背後から撮ったりしている事に、少なくとも二人組で襲っているように思えたのです。
もしブログの男の犯行ならば疑問に思うアングルでした。
仲間を集めての犯行なのか?それとも只の空想事の事なのか?
ブログの男以外に写っている男の姿を見ながら、疑問を持ちながら顔が途切れているレイプ画像を次々に見て行くと、ようやく顔が写るショットがありました。
顔には目線だけにモザイクがしてある写真でした。
自分は、その写真を見た瞬間に胸が破裂しそうになりました。
間違いなく彼女です、自分には絶対的に解る顔でした。
モザイクされていても、顔の輪郭や口や鼻やヘアースタイルに髪の色などで、彼女とすぐに解りました。
その瞬間に一気に強烈な罪悪感が襲い居たたまれなくなりました。
そうして顔が写ったショットは数枚ありました。
全てがモザイクされていますが確実に彼女です、少なくとも自分には彼女だとしか見えませんでした。
今にも聞こえてきそうな絶叫を叫んでいるような口元をした顔は、今まで自分が盗撮した写真には絶対に無い物でした。
モザイクに隠れた目元も、恐怖してる様が見えるほどの臨場感あふれる写真でした。
形が変わる位に、思いきり揉まれる乳房に苦痛を訴える顔や、足を極限まで開かれ挿入されている写真。
ここまで女性の体が折り曲がるのか?と思う位の無理矢理に押さえつけながら裸体を捻り潰すようにして犯す写真。
アングルも後半は男との絡み合うショットが殆どでした。
無理矢理に挿入をされる彼女のレイプ姿が角度を変えながら撮られています。
中には殴打されているのか?と言うようなショットもあり、そうして男が彼女の足の指まで舐めているショットまでもが撮られていました。
彼女の体は乱暴にされたのか?至るヶ所に白い肌が赤くなっていました。
乳房も後半は赤く染まり、乱暴に扱われた事を証明していました。
彼女に乗り掛かり腰を振っているのが伝わるショットも幾つかあります。
最後の最後は、諦めたような観念した彼女のレイプされる姿が痛々しく撮られていました。
正上位姿で男と密着する彼女の観念したかのようなセックスショットに、自分は胸が痛みました。
どの写真を見ても、自分が秘かにコラージュしたレイプ写真とは比べものにならない生々しい写真に、自分は震えが止まりませんでした。
そうして、最後の一枚が衝撃なショットでした。
少し離れて撮った写真みたいでしたが、確実に中出し射精されたのが解る写真でした。
顔を隠した男に髪を引っ張られ、カメラに顔を向けさされ足を開いた彼女の写真。
性器は射精された汚い物で汚れていました。
しかし、その写真だけは顔にモザイクがしてありませんでした。
遠くから撮った写真だったからなのか?それとも忘れたのか?少しピントが合っていないようなブレたショットで解らないと思ったのか?自分には解りませんが、とにかく顔は写っていました。
しかし、知る人が見ても誰なのか迄は解らない程の写り方なのは確かでしたが、自分には鮮明に彼女の顔だと言う事は解りました。
その顔は絶望した感じの泣き腫らしたように見える彼女でした。
震えながら自分は最後の一枚まで画像を保存しました。
罪悪感が痛いぐらいに襲う中で、嘘であって欲しいと願いながら最後の文章を読みました。
《これで、おしまい。》
自分は居たたまれない気持ちの中でブログから離れました。
そうして保存した画像を、もう一度確認するのでした。
どの写真を見ても彼女と重なるレイプ写真に、自分はこの時にようやく本当の罪悪に目覚めたのです。
願望だったとは言え、嘘か本当か解らないレイプ写真に不安を感じました。
そうして、初めて自分が投稿してしまった写真が、全ての引き金では無かったのか?と自分を責めました。
当然その夜は、眠る事も出来なく後悔する夜でした。
そうして明け方まで眠れない自分は、もう一度ブログをチェックしたのてす。
そうするとブログは閉鎖されていました。
数時間前には在ったはずのブログがありません。
誰かが通報したのか?それとも故意に閉鎖をしたのか?解りませんが既に無くなっていました。
自分は無くなっているブログに恐怖しました。
やはり本当の出来事だったのか?
自分は以前から知っていたのに、通報もせず楽しんでしまっていた事を今更ながらに悔やみました。
そうして、慌てた自分は以前に投稿した画像サイトを確認しました。
すると自分が投稿したコメント欄のブログ紹介も消されていて、その前のコメントまでもが消されていました。
初めて画像を投稿した時に、飛び付いて来たコメントを残した人物とブログの男が同一だった事に気付く自分でした。
その事が自分をもっと悩ませました。
やっぱり自分が投稿したから、こんな事になってしまったのだと悔やみました。
しかし、心の隅では嘘である事を願っていました。
既に夜は明け、全く眠る事も出来ずに会社に行く自分でした。
そうして悩みながら重苦しい会社での朝を迎えるのです。
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