我ながらしつこいのですが、3のムックさんなどを見ても、自作自演は横に置
き、人気のある作者であるのは本当だと思っています。
前作の「街の灯りを背中に浴びながら歩く男…」といった描写も、一見普通な
ものに思われがちではありますが、中々どうして、才能の無い人には出てこな
い、人間を出る名描写ではあります。
それだけに、ムックさんと同様に、今作が妙な方向に行かぬことを、一読者と
してではありますが、祈りたい部分を抑えられません。
単なる美貌の人としてだけではなく、優れた人間性すらをも併せ持つ、モデル
女性の人物像が、文間から読者に斬り込む如くに伝わってきますし、作者がこ
れだけ惚れ込むのですから、実際、彼女はそれだけの魅力を持する方なので
しょう。
素晴らしい人間・女性である、モデル女性の価値が損なわれぬ作品となります
ことを、大変僭越ではありますが、(一読者として)望みます。
《作者の力作に対し、少なからぬ回数、横槍を入れてしまいましたの
で、礼儀?として力評論?を綴ってしまいました。恐縮です。》
※元投稿はこちら >>