(知ったら絶対心配する…私のことを…あの男…私の生理日を聞いてからあんなことしたってことは私を妊娠させる気はないんだ…だったら私が我慢すれば…あの男がそのうち飽きるまで我慢すれば…)
親にとっては子に降り懸かった悲劇を知らされないことのほうが悲しいということも知らずに沙織は一人で考える
そんな折、携帯電話が鳴る
これはメールの着信音
友達からだろうか、否。母親からだろうか、否
『やあ、沙織ちゃん元気?急だけど明日の五時に初めて会った場所にきてね。またたっぷり中に出してあげるよ』
悪魔からの招待状であった…
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