とりあえず休憩所まで連れてきたが、どう説得するかノープランだったので、なんて切り出そうか考えていると、
「もしかして、あなたがみゆきの援交相手ですか?」
「・・・・・」
突然の質問に俺は固まってしまった。
「その反応は当たりですね。おいしい思いしてるなぁ。葵から聞いてますよ。詳しい話聞かせてくださいよぉ。奢りますから飲みにいきましょう」
休憩所にも人が増えてきたので、場所を変えることにした。
居酒屋に着き、個室で二人きりで話始めた。竹内は歳は30前後でメガネをかけていて、容姿はどちらかというと良い方だろう。
俺は援交の話には触れず、みゆきのことを諦めて貰えるように説得したかったのだが、話術は向こうの方が上で、援交の方に話をもっていかれてしまった。
そして、竹内も俺と同じで援交が趣味ということがわかった。俺は同じ趣味というだけで少し親近感が湧いてきた。
竹内の援交相手の写メを見せてもらうと、美人揃いだった。なぜこんな美人とばかり知り合えるのか聞いてみると、俺のように出会い系で出会ったわけではなく、タイプの娘をナンパしてみたり、セフレや援交相手から可愛い娘を紹介してもらっているらしい。
美人揃いでしかもみんな巨乳、見た感じの共通点はギャルだ。
みゆきはギャルでも、巨乳でもないし、こんなに美人が揃っているのに、なんでみゆきを狙っているのか聞いてみると、
「顔がもろ好みで、胸がなくてもやってみたい」
と思ったらしい。
そして話題はみゆきとの援交の話に。みゆきとの援交のことは俺からは誰にも話したことが無かった。みゆきを独り占めしたかったし、みゆきにも迷惑がかかるかもしれないからだ。
でもこの男には援交のことがばれている。そして俺は本当はみゆきとエッチしている事を誰かに自慢したくてしょうがなかった。俺はみゆきとの出会いから今にいたるまでを武勇伝のように話してしまった。
竹内はその話を嬉しそうに聞いていた。話を聞いただけで、もうビンビンだったみたいだ。
そして竹内と意気投合してしまい、アドレスを交換して、次に会う約束をして別れた。
その後、竹内はみゆきの元の現れなくなったので、みゆきから
「あの人来なくなりましたよ。ありがとうございました。おじさんのこと見直しましたよ」
と満面の笑みで言われた。
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