妄想１９話……
悶え狂った一度目のセックスが終わり放心する女。
そんな女に男の異常な迄に血走る目が向けられる。
女もマスク越しに異常過ぎる程の血走る男の視線を脱力した身体を庇いながら肌で感じる。
男は女を見ながら思う…
【この女…我慢出来ねぇ…最高の女だぜ…ズタズタにしてぇ…】
そんな新たな願望が頭をもたげた時であった。
男の携帯の着信が鳴る…
着信相手を確認する男は慌てて電話に出る。
相手は闇金融屋の督促の電話であった。
多額の借金の全額返済の期日の督促であった。
慌てた男は部屋を飛び出し闇金屋とシドロモドロの交渉をする。
しかし結論付ける答えは見つからなかった。
だが…この男も悪の裾…
搾り出した企みが頭を過った。
「す…すみません…後…３日だけ待ってくれ！まとまった金が入るから！」
粘り押しの結果は３日間の猶予で決着がつく。
電話を切った男は女の待つ部屋に戻り女を再び拘束する。
「いゃ！やめて！何するの！」
再び拘束される女の恐怖する叫びが虚しく響く。
「大人しく待ってろ！」
男は女を置き部屋を出るや否や携帯片手に何かを企てる様子であった。
別室で携帯片手に悪事の企てを計画する男。
「俺だ…急ぎだから手短に話す…」
そして…
「信じるか信じ無いかはお前次第だが…俺の元に芸能人がいる」
男は女を手中に納めている事を証した上で話を進める。
「舞台女優でタレントの○ルシアだ…弱みは握っている…」
半信半疑な相手は一通りの話と条件を聞き速答は避けたが本当なのか確認をしてから契約するとの事で折り合いがつく。
電話を切り男の到着を待つ時間が過ぎて行く。
そして約一時間後…
電話先の男が別荘に現われた。
「本当か？騙してたら二度と付き合いしないぜ」
別室で男との交渉事の最終交渉をしマスクで顔を隠し女の居る部屋に向かう男二人。
「この中に居るから見てみな」
管理人の男は部屋の扉を開け男に示す。
「んぐぅっ！！！！！」
全裸の正真正銘の○ルシアが手足を拘束されベッドに転がっている姿が目に飛び込んで来た。
「マジかよ…本物だぜ…スゲェ…」
そして部屋の中に入る事無く空かさず閉じられる扉。
扉越しに言う…
「な…言った通りだろ…」
新たな男の出現に女は言い知れない不安感と驚きを隠せなかった。
扉の向こう側で密かに交わされる男達の声が微かに聞こえ更に恐怖する。
「よし…決めた…買うぜ…」
男は女の存在を確認した安心感から速答した。
再び別室に戻り打ち合せする男共。
この男…
管理人の警察時代に知り合った裏撮屋である。
そして男の性癖とは……
【緊縛加虐性癖】
男は己の性癖をも借金のカタとして利用し裏物の拷問的強姦劇を売り付ける卑劣な行動に出たのである。
同じ悪の裾の男としては申し分無い取引…
この上無い上玉の女の拷問責緊縛強姦物が手に入る…
確実に大金が入る保障を得たも同然…
言わずと撮影を借金の肩代わりとして承諾したのである。
今回の獲物は過去に至っても無い芸能の道に携わる女…
言わずとも男の興奮は高まるのであった。
管理人の男はまたしても女を餌に悪魔の谷へと突き落とそうとする。
「本当なら俺一人の楽しみでイタぶってやりかったのによ…」
少しばかり肩を落とす男だが総てをも捨てる覚悟も固まっている。
何故なら…余りにも女の魅力が男を狂わせる淫女だからであった。
【この女を己の性癖で無茶苦茶に出来る…】
それだけで人生を棒に振ってでも納得がいくと男は愚かな考えをするのであった。
「じゃ…時間も無い事だ早速準備するから部屋は何処でする？」
男の問いに管理人は新たな部屋を案内する。
そこは和室…
襖で仕切られた２部屋…
既に管理人が密かに女を責める為に様々な用意をしていた部屋。
「準備万端だな…お前だけで楽しむつもりだったな…」
男は卑劣に微笑んだ。
「準備出来たら呼ぶから女を連れて来な…」
そう言い放つと男は乗ってきた車から撮影器材を運びセッティングする。
撮影機材の数々が和室に並べられ準備をされる。
部屋を仕切られた襖を取り払い天柱に滑車を縄で吊るし縦柱剥き出しの異様な空間に仕立てられる。
「いいぜ連れて来なよ」
管理人の男は準備が整った事を告げられると女の部屋に向かう。
手に小瓶を持ち女の居る部屋に入って行く。
扉の開く音に敏感に反応し恐怖し脅える女。
「んんっっ！！！！！！」
噛まされた猿轡を噛み締め引きつる表情を魅せる。
「悪いがよ…○ルシア…事情が変わってよ…契約は破棄だ…悪く思うなよ…あんたを売らしてもらうぜ…」
卑劣な言葉が男から浴びせられ一気に地獄の底に突き落とされる女。
「んぐぅぅっ！！！！！！！」
約束事が無残にも破られ瞳を大きく見開き絶句の表情を曝し首を左右に振り拒絶する。
あれ程までに苦悩して抱かれる事を決め この場に足を向けた事を悔やんでも悔やみきれない思いと愚かだった自分を嘆く女。
「さぁ…行こうか…○ルシア」
そして男は小瓶の蓋を開け布に溶液を浸しながら女に近付いて行く。
嫌がり暴れる女を押さえ込み口元鼻を布で覆う男。
「んぐぅぅ！！！！！！」
女の嗅覚に薬品の異臭が突き刺さる。
動かせる範囲で藻掻き動く女。
そして次第に意識が遠退いて行く…
堕ちて行く意識の中で女は最後の嘆きを心で叫ぶ…
『た…助けて…誰か…お…お願い…た…たす…け…』
そして完全に堕ちる女。
意識を失った女を担ぎ運び出す男。
全裸で哀しく男に担がれ引き摺るように運び出される女は これから始まろうとしている最悪のシナリオに向けてカウントが切って落とされるのであった。
用意された部屋に担ぎ入れられ無造作に転がされる意識無い女。
「眠らしたのか？」
「あぁ…この方が最初からリアルに撮れるだろ」
あくまでも商品価値としての目論みを計算する悪魔。
「そうだな…誘拐されて監禁され拷問的に変質者に犯される…いいシナリオだ…」
予め折り合いを付けた悪魔なシナリオが眠る女を嘲笑うかのように交わされる。
そして管理人の男は女が持って来たトラベルケースを再び物色し始める。
色鮮やかな衣裳を漁り白のタイトミニドレスを選ぶ。
拘束した手足を解きストッキングを履かせ衣裳を着せて行く男共。
胸元と背中を惜し気もなく曝すセクシーな衣裳に身を包まされ転がされる女。
再び猿轡を噛まされ両手は後ろ手に拘束され足首も縛られる。
「よし始めるか…」
裏撮屋は固定の２台のカメラの録画ボタンを押し照明を照らす。
そしてハンディカメラを肩に担ぎ撮影準備を整える。
「よしリアルに行こうぜ…」
そう言うと管理人は女を再び担ぎ上げ部屋を出ると玄関まで運ぶ。
「リアルに誘拐して来た所からスタートだ 後は俺の犯りたいように襲うから頼むぜ…」
「良い物…撮らしてくれよ…」
玄関先で交わされる非道な会話と共に始められる撮影。
男は女を担ぎ引き摺るように和室にと引き込んで行く様をカメラは余す事無く追う。
和室に引き込まれ手荒く転がされる女。
カメラは舐めるように意識無く拘束された女を撮る。
肌けたミニ裾から伸びる美脚を足首から舐撮り そして猿轡された眠る女の顔を記録する。
「やっと手に入れた…」
男の言葉と共に始められる理不尽な強姦ストーリー。
男は手荒く女に緊縛縄を惜しみ無く縛して行く。
衣服の上から胸元を強烈な緊縛縄の食い込みが乳房を挟むように掛けられ縛られる。
そして女の身体を部屋の縦柱に滑車を引き吊るし立たす。
うなだれる女の頭を髪を掴み起こす男。
「良い顔して苦しみな…」
卑劣な言葉を吐き捨て更に美脚の片膝に縄を掛け滑車で引き上げる。
見る見る内に片脚が引き摺り上げられパンスト越しに下着に覆われた陰の谷がミニ裾から顕に現われる。
パンストの襠筋が女の陰の割れ目に沿って淫らに映る。
片脚開脚の姿で柱に縛られる女の淫らな姿をカメラが舐める。
更に腰回りから回される緊縛縄は柱に強く縛られ 片脚の腿と膝も同じく縛られる。
目を覚まそうとも身動きなど出来る事も無い緊縛拘束が女を包む。
後ろ手に縛られた縄を解かれ再び頭上に縛り直される両手首。
処理の完璧な脇が顕に正面を向き上手に拘束された女の両腕。
そして完璧に緊縛された女の姿を淫らに陰湿にカメラに収める裏撮屋。
男は立ち吊り姿で縛った女の前に仁王立ち衣服を脱ぎ始める。
一度目に交わしたセックスの時より遥かに大きく強烈に勃起したペ○スが女に向く。
「やっぱり…こっちの方が興奮するぜ…」
己の性癖を叩き付けられる事に更なる興奮を覚える男。
女が目覚めた時は この悪魔な光景が如何なる風に映るであろう…
裏の舞台の照明が照り光る中 裏のカメラが己を悲劇の主役として撮り狙っている異様な舞台…
舞台女優そしてタレントとしてのプライドはズタズタにされる事は確実であろう…
このまま総てが終わるまで眠り続けて行けるなら…
しかし哀しくも現実を受け止め無ければならない時が必ず来るのである。
もう正気では無くなった男は勃起した竿を誇らしげに女に突き付け歩み寄る。
髪を掴み顔を起こし上げ意識無い女に言う…
「覚悟しな…壊してやるぜ…」
そして…
女の腹を強烈に殴打する。
下腹に食い込む拳に女の意識が鈍痛と蒸せ返る内蔵の嘔吐感で呼び戻される。
「ぐふぅぅっっ！！！！！！」
意識が戻った事を確認した男は再び髪を掴み苦しさに意識を戻したばかりの女の顔を起こし上げる。
苦痛に歪む女の顔を覗き込みながら更に腹に突き入れる強烈な拳。
「んぐぅぁぁぁっ！！！！！」
そして更に間髪入れず殴打される下腹部…
強烈な鈍痛が女を容赦無く襲い息をする事も藻掻き声を出す事も出来ず強烈過ぎる鈍痛に耐える女。
「良いぜ！！いい顔してるぜ！！もっと藻掻け！！」
そして脇腹に容赦無く拳を突き入れる男。
もう正気では絶対に無い鬼畜極まり無い暴行が女を襲う。
そして溝腹に最後の拳が…
「ぐぅっっ！！！！！！！」
目を大きく見開き強烈な鈍痛を身体全体に耐える女。
そして…
女の股間から滴り流れる尿水が下着を濡らし美脚に添い滴となり噴き溢れる。
失禁しながら再び意識を失う女…
置かれた卑劣な状況を認識する事も無く鬼畜な暴行で悪魔な演目が幕を切ったのであった。
失禁した股間に顔を埋め狂喜する男。
女の尿水に舌を浸し股間を貪る鬼畜…
「堪らねえ…」
そして男の竿は更に勃起し狂喜を求めるのであった。
最悪の膣内射精と言う代償を受けようが愛の欠片も無いセックスの方が遥かに楽…
そう感じる事が必ずやって来る鬼畜劇の開演であった。
哀れに失禁し再び意識を無くした哀しき女…
次に目覚める時は如何なる鬼畜が待ち受けているのだろうか…
続く。
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