妄想7話……
明くる日 女は何時ものようにマネージャーと共に車に乗り込み仕事に出掛ける。
昨日の事が尾を引いているのか…顔付きが曇った表情に見て取れた。
男は管理室の前を通り過ぎる女を不気味な笑みを浮かべながら見送る。
「さて…どうするかな…これから…」
女が留守になった今 男は再び欲を剥き出しにする。
自室に籠もり何度も繰り返し見る犯す姿を撮った映像。
何度見ても股間は瞬時に反応し飽きる事無く自慰に更ける日々が続く。
「あんなチャンス2度とないのか…」
明くる日がオフ日と言う最高のチャンスなど そうは簡単に訪れる事は無い。
男は悶々とした気持ちを抱え日々を過ごす。
だが そんな日々は長くは続かなかった…
男は遂に我慢と言う限界を迎え睡眠薬入りの瓶を片手に再び女の部屋に忍び込むのであった。
そして以前と同じように薬を投与し再び女を犯し欲を果たす。
神様と言う者は時には残酷な事をするもの…
女は前回と同じように男に意識無きまま犯される。
手荒に扱われる裸体…
今回は少量の睡眠薬投与の為に手短に欲を果たす男。
そして明くる日の女の何も無かったかのような振る舞いが男の欲に拍車を掛けるであった。
安易に犯せる状況が男を暴走させ 幾度と無く女を犯す日々が続く。
女は犯される度に目覚めの悪い朝を迎え何時しか不安が募る。
ある日のブログに目覚めの悪さと頭痛が悩みと書き悪夢を何度も見てうなされると綴っていた。
何度も忍び込み女を犯す事が男に取って次ぎ成る欲望にと発展して行く。
毎回のように撮り貯めたビデオを繰り返し見ながら男は更に欲する。
男は女を犯す事は無論の事 更に悪魔な欲が沸き上がって来る。
そして日に日に募る欲望の塊が男を狂わせ狂気に走らすのであった。
悪魔な計画を企てる男は女の日常を更に追い監視を続ける日々を過ごす。
まさに鬼畜な執念が男を突き動かしていた。
そしてある日 男はカレンダーの数日に目印を付ける。
「やるとしたら…この辺りだな…」
男は何か確信を得たようにカレンダーを見ながら時を待つ。
その日を待ちわびる日々もひたすら覗き見をし女が捨てるゴミを漁り撮り貯めた映像を観ては自慰に更ける。
男は念密に何度も何度も調べ計画した欲望を果たす日が後数日でやって来る。
男は自らに与える薬をも用意をし待ちわびる。
「あと少しだ…」
何も知らずに日々を過ごす女…
新たな欲望を その身体に叩き付けられる時が迫っていようなど知る事も無く男を信じ笑顔で挨拶を交わし出掛ける哀れな女。
そして遂に時はやって来る…
何時ものように留守になった女の部屋に忍び込み慣れた手付きで罠を仕掛ける男。
今回は以前にも増して量を増やし罠を張る。
後は獲物が掛かるのを待つのみ…
男は焦る事なく罠を仕掛け獲物が掛かるのを慣れたように待つ。
もう以前のように焦る気持ちも無く待ち付ける事に慣れた男。
モニターを睨む事無く女を待つ。
何時に戻るか解らない時を男は待つ 時として戻らぬ事もある女の行動。
だが男は今夜は必ず帰宅する事を知っていた。
なぜなら男は女の部屋に書き綴ってあった日記を読んでいたからだ。
そこには色々な日常が記されていた。
無論 男に意識無く犯された悪夢な夢の事も。
初めて犯された夜に見た淫な夢の事も男は知っていたのである。
その日記には離れて暮す娘と明日の夜に食事をする事を心待ちにしている事が書かれ明日はオフにすると言う事も記されていたからだ。
神様と言う者は時には悪魔に加担するのである…
男が企てた日の次の日がまたしても休日。
何もかもが男の思い通りに事が進んで行くのであった。
そして そんな罠が待ち受けていよう事など知らず女は仕事を終え足早に家路に向うのであった。
「あ…明日は娘さんと会われる日ですね…」
マネージャーと車中で交わす会話。
「だから…明日は誰にも邪魔されたく無いから連絡はしないでね…携帯も留守電にしとくわね…」
「解りました羽を延ばして下さい」
余りにも不幸な事が重なる女…
本当なら幸せの休日が悪魔な日になろうとは。
そんな事も知らずに女は車を降り悪魔が仕掛けた罠に填まる為に帰宅する。
深夜のロビーに女のヒールの音が哀しく響き渡り一歩また一歩と罠に填まって行く女。
そしてエレベーターの扉が閉められる。
モニターを見据える男…
女が部屋に入って行く姿を確認する。
後は罠に填まり就寝を待つだけ…
男はコーヒーを飲みながらモニター越しに時を待つのみ。
何時ものように振る舞えば女は男の思うがまま。
何知らず女は何時ものように時を過ごす。
そして罠が女を堕とす…
「簡単な物だぜ…」
男の余裕の笑みが悪魔の祭典の始まりを告げるのであった。
何時ものように就寝する女の姿を確認する男は手慣れた様子で忍び込む準備をする。
時計を確認し薬が効く頃にバッグを手にし女の部屋に忍び込む男。
手慣れた男は女の部屋に入ると灯りを付け女の部屋にと直行する。
絶対の自信が数回にも渡る犯行が裏付けていた。
女が寝息をたてる寝室の灯りすら女が堕ちている事も確認する事無く灯す男。
そして何時ものようにクロロホルムを嗅がし更に堕とす。
手慣れた行動で簡単に女を手中に収める男。
そして今回だけは少し違った。
男も自ら薬を飲む…
【勃起剤】
男は今回は己も薬に頼りに女を犯す事を企てる。
だが男には違った目的があった。
自らも薬を飲み高まる興奮の中 衣服を脱ぎ捨てる男。
「効くぜ…もう痛いぐらいビンビンだぜ…」
男の物は既に天を向き反り返り女を欲する。
そして女を全裸にし何時ものようにベッドに転がす。
「何度見ても飽きないぜ…この身体…」
年齢とは反比例する女の身体…
細く括れを放つ腰ラインに引き締まった脚…
程よく張りのある形の良いBサイズ程の乳房。
男は見慣れた女の身体をベッド越しに舐めるように手の平を這わし足首を払うように両脚を大の字に割る。
バッグから取り出した小瓶を手にし指に取り分け女の股の割れ目を指先で広げ陰茎に塗り込む。
「これで準備は出来たぜ…」
女の陰茎に塗られた媚薬が この後に女が今までに見た事も無い淫らな夢を見せる事となる。
男は痛く勃起した己の竿に女の手を持ち握らし擦る。
女の指に亀頭から滲み出る先走った汁が絡み付く。
「この女は俺の物だ…」
男は不気味に女の手で竿を擦りながら女の寝顔を見る。
「今日は覚悟して抱かれな…」
そして男は女の身体に貪り付くのであった。
いつも以上に手荒く激しく女の裸体を荒らす男…
身体中を唾液が汚し女の裸体から香る高級スキンオイル香りが悪魔の唾液臭に変わって行く。
媚薬の効果が好まれ無い男の舌触りで反応する。
乳房を掴み乳首を頬張る舌から伝わる勃起してくる乳首の感触。
過敏に反応する乳首は堅くなり勃起する。
男は女の乳房を貪りながら股の割れ筋に指を添える。
男の指先に女の淫汁が濡れ絡まる。
「もう…こんなだぜ…」
男は濡れる指先を見つめ そして口に入れ舐めほす。
「今夜はタップリ濡れな…タップリとな…」
男は女の耳元で囁きながら耳たぶを舐める。
「そろそろ突っ込んでやるぜ…」
男の痛い程に勃起した竿が女に向けられる。
媚薬の効果で充分過ぎるほどに淫らに濡れる膣壺。
女は強制に淫らに堕とされ男を待つ。
女は淫らな夢を見ながら悪魔に犯される…
夢の中で女は悶えていた。
しかし…今回の夢は愛する男とは違い囚われの身となり複数の男達に犯される夢…
縛られ薬漬けにされ代わる代わる突き込まれて犯される夢…
だが…犯されている自分は既に堕ちている…
薬によって堕ち悶え犯される自分。
夢の中と現実とが初めて一致する哀しい夜であった。
現実にも媚薬で濡れ夢でも濡れる…
そして現実の世界で今まさに突き込まれようとしている女。
だが今夜は何時もと違う事など知る事も無い女。
男の欲望の捌け口は始まったばかりである。
哀れに時を待つ女…一恵…
もう逃れられないのであった。
続く。。。
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