翌々日の日曜日。
土曜日を一人で過ごし、気持ちも少し落ち着いたため、彼の前では普通の私でいることが出来ました。
朝から彼の助手席に座り、ドライブに出かけ、ランチを食べ、腕を組んで散歩をし・・・。全てが平和に、数ヶ月前と何一つ変わらずに過ごしました。
彼の笑顔を見て幸せな気分になり、私も心からの笑顔を返しました。
夕食を食べ、その途中でホテルに入りました。以前から彼は、私の部屋にはあまり寄ることがありませんでした。それは、独身の女性が男を連れ込んでいる、という隣近所での私の噂が立つことを、心配しての行動でした。
部屋に入り、いつものように強く抱きしめられ、キスをして、1枚ずつ、ゆっくりと彼に服を脱がされ、彼の服も脱がして・・・。
もともと、彼もどちらかというと、私を攻めるタイプでした。今までも、目隠しをされたり、手を縛られたり、程度のことは、経験していました。
手を軽く頭の上で押さえられながら、彼の攻めを受けていました。奴らとは違い、それは愛情を持った行動でした。
彼の舌、指、手で愛撫され、私は心から感じていました。いつものように、あそこも彼の舌で愛され、私も彼のものを愛おしい思いで口に含み、愛しあいました。
でも・・・、何か物足りなさを感じてしまっていました。私はその感情のまま、仰向けになった彼の上に跨り、自分から彼のものを導いたのです。
熱く、固く、太くて長いものに、私の体を串刺しにして欲しくて・・・。いつもより、激しく動いてしまっていました。自分でもクリを触りながら、彼に胸を揉まれながら・・・。彼の上で2度、達してしまい、その後正常位で1度、昇り詰めました。
休んでいると彼に、
「今日の法子は、いつもより激しかったね。」
と、言われてしまいました。
「先週、空いたからかな?」と、ごまかすので精一杯でした。
でも、彼に愛されることは、私の最大の幸せでした。
(この幸せを失いたくない・・・)
翌週の週半ば。
その日は、朝から雨が降っていました。
雨のせいか、いつもより快速電車は混んでいました。
私は、後ろから押されるように乗り込みました。
(雨の日は、これだから嫌だな・・・)
そう思っていると、後ろからゆっくりとお尻を撫でてくる手を、感じました。
(・・・!)
一瞬、体を固くし、身構えました。
その手は、おそるおそるといった感じで、指先でスカートの上から私のお尻を撫でてきました。
(また・・・)
その日は、傘も持っていたため、両手が塞がっていました。
(それを見られて狙われた・・・?)
先日の男の件が、頭をよぎりました。
(また・・・触られる・・・)
でも、その手はあの男の大胆さはなく・・・、しかし、次第にお尻の割れ目をなぞったり、下着のラインをなぞったり・・・。
そっと右側から後ろの様子を伺うと、大学生っぽい眼鏡をかけた大人しそうな男。
(まさか、こんな子が・・・)
反対を伺うと、OL風の女性がi-phonを触っているのがわかりました。
(だれ・・・?)
私の中では、その手の主が確認できないままでした。
その手は、私が抵抗出来ないとわかった為か、次第に手のひらでお尻を揉んだり、太ももを撫でたりし始めました。
軽く触れてくることで、逆に私は焦らされているように感じ・・・。でも、その触りかたからして、大胆には触ってこないだろう、と感じました。
しかし、ゆっくりとお尻を撫でまわしていたかと思うと、いきなりパンストを履いた脚に、直接手が触れてきました。
(えっ・・・)
その日はフレアなスカートだったため、反対の手でスカートを捲くられていることに、気がつきませんでした。
(そんな・・・)
両方の手がスカートの中に入り・・・、お尻を広げたり、太ももを撫でたり・・・。次第に太ももを撫でた手が、内ももを撫で・・・、スーッと撫で上げられた時には、思わず声が出そうになりました。
(だめ・・・、感じちゃ・・・)
後ろから、あそこを触ろうとしてきますが、脚を必死に閉じて抵抗をしました。
お尻の割れ目に指を食込ませ、お尻の穴の辺りを“クイクイ”と引っかいてきます。
反対の手は、太もも全体を撫でまわしてきます。
(だめ・・・、やめて・・・)
声に出したかった・・・、でもスカートを捲くられた状況で声を上げると、と思うと、言葉を飲み込んでしまいました。
間もなく、1つめの駅。そこでの動きを利用して逃げるしかない・・・。そう考えました。
駅に着くまでの数分間、その手は次第に、大胆に太もも、お尻を撫でてきていました。
(こんな格好、誰にも見られたくない・・・)
駅に着き、人の動きに合わせて動こうとしたとき・・・。
(・・・!)
腰のベルトを掴まれました。
その手から離れようとしたのに、逆に引き寄せられ、男と正対する形になり、腰にまわした手で、抱き合うような体制になりました。思わず顔を見上げると・・・。
(まさか、この子が・・・)
さっき、後ろにいた学生でした。その顔は、明らかに興奮した様子でした。
(どこかで・・・・)
その顔には、見覚えがありました。しかし、混乱した状況の中では、思い出すことが出来ませんでした。
左手で腰を掴まれたまま、反対の手が前から太ももを撫で、スカートを捲くってきます。
(お願い・・・、やめて・・・)
声には出せませんでしたが、その子の目に懇願しました。
しかし、その子の目は尋常ではありませんでした。
パンストを履いた太ももを撫で上げ、下着の上からあそこを撫でてきます。脚を閉じようにも、その子の膝を入れられ、閉じることも出来ませんでした。
人差し指でゆっくりと・・・、強く弱く・・・、時には指を立てて、あそこやクリの辺りを刺激してきます。
(だめ・・・、そんな風にしたら・・・)
私は感じ始めていることを悟られたくなく、俯くしかありませんでした。右の太ももには、彼の大きく固くなったものを押し付けられて・・・。
あそこを撫でる手が、パンストを引きずり下ろし、パンティーの中に入れようとしてきます。
(だめ・・・、お願い・・・)
彼を見て、首を振りました。しかし、そんな事には構わず手が差し込まれました。
(あぁっ・・・)
そこは、明らかに濡れていました。それは・・・、わかっていましたが、彼の指が触れることで、確証できました。
(こんな子に、感じるなんて・・・)
彼は、人差し指と薬指で割れ目を開くと、中指でクリを捏ねてきました。
(アッ・・・、ダメッ・・・)
クリを押しつぶしたり、転がしたり・・・。体中に電気が走ります。腰が抜けてしゃがみ込みそうになるのを、腰を抱いた彼の手に支えられながら・・・。
そのうち、中指がクリを離れ、あそこに近づいてきました。
(ダメッ・・・入れられちゃう・・・)
荷物のせいで、口を塞ぐことも出来ないまま指を入れられたら・・・。
その指はあそこの入り口をしばらく捏ねたあと、一気にあそこに差し込まれてきました。
「アッ・・・」思わず、声が出てしまいました。でも、下を向いていたため、周りに気付かれたかどうかわかりません。
中指であそこの中を掻き回されて・・・、どんどんとあそこからいやらしい液が溢れてくるのがわかります。
そのうち、人差し指も入れられ、一気に掻き回してきました・・・。
(ダメッ・・・、そんなに・・・激しくしちゃ・・・)
私の意志に反して、あそこは彼の二本の指を締め付けていきます。指の関節にあちこちを刺激されながら、指先の動きに酔わされていました。
(アッ・・・そこを・・・されると・・・)
一番、刺激のあるところを、指で擦られてしまいました。腰が動きそうになるのを必死に我慢して・・・、でもそうすることで、気持ち良さをセーブする力が薄れてしまいました。
(そんな風にしたら・・・、ダメッ・・・、逝っちゃう・・・)
もう、止められませんでした。逝かされても、周りに気付かれないように・・・。そうすることで、周りへの恥を最小限に留めようとしました。
(だめっ・・・逝っちゃう・・・)
彼の手と彼の膝を強く締め付け、傘と鞄を強く握り締め・・・、私はまた・・・、電車の中で逝かされてしまいました。
逝った後も、彼の指はあそこやクリを弄っていました。
しかし、その手は勝ち誇ったように、手のひらに付いた私の液を太ももやパンティーで拭き取り、スカートから手が抜き取られました。
私は、下を向いて息を整えるのに精一杯でした。
私のあそこの匂いをさせた手がゆっくりと這い上がり、顎をつかむと上を向かされました。
(ヘ・・・ン・・・タ・・・イ・・・)
彼の口が、そう動き、いやらしい笑みを見せました。
その後、ターミナル駅までの数分。その子は一切、手を出してきませんでした。その事で、彼の手に屈服したしまった侮辱感が更に増してきました。
ターミナルに着くと、一気にホームに吐き出され・・・、振り返った時には、その子の姿は見えませんでした。
ずらされた下着とパンストを直すために、トイレに向かい・・・、そのまま出勤しました。
(もう、こんな電車にも乗りたくない・・・。あの会社にも、行きたくない・・・)
その日の午後、総務部長を訪ね、退職願いを提出し、受理されました。
※元投稿はこちら >>