「そうだな、そのためにお前は更衣室に忍びこんだんだからな」
「ねぇ、吉田さん。竹田の頼み、聞いてやってよ」
「お願いします・・・もう、帰って下さい・・・」
「何言ってんだよ。あんだけ、ヒィヒィ言っといて、終わったから帰れってか?」
「大丈夫だよ。簡単なことだから・・・」
「吉田さん、お願いですから、僕の願望もかなえて下さいね」
そういうと、竹田は紙袋から私の制服を出しました。
(なんで・・・!)
「前から、吉田さんの制服姿見て、一度はあの格好を犯したい、って思ってたんですよ。そしたら、この前、平野さんと鈴木さんから話を聞いちゃったから、二人にお願いして今日も来たんですから」
(もう、信じられない・・・)
「ほら、竹田の頼み、聞いてやれよ。でないと・・・」
鈴木は無防備な私の股間に、ローターを当ててきました。
「あぁ・・・、お願い・・・、もうやめて・・・」
また、はしたない声を上げてしまいました。
「どうすんだよ。早くしないと、お前の写真、ばら撒くぞ」
「そうだよ。それに、もう写真だけじゃないしね」
(えっ・・・)
振り返ると、そこにはビデオカメラが置かれていました。
もう、受け入れるしかありません。
「わかりました。着替えます。」
「せっかくだから、シャワー浴びてきてよ。みんなの汗とかザーメンとか付いてると、きれいな吉田さんじゃないから」
「てめぇ、誰の精子が汚いんだよ」
3人は、また声を上げて笑いました。
(あんな気持ち悪い奴に、犯される・・・)
そう思うと、寒気がしてきました。
「早くしろよ」
鈴木が手を引っ張り、バスルームに連れ込まれました。
熱いシャワーを浴びながら、唇を奪われ、胸、体、脚、あそこを撫でられ・・・
「嫌だ、嫌だ、って言いながら、今だって汁垂らしてるんだから、本当に法子はスケベなんだな。」
「そんなことないです」
「お前、俺の女になれよ。そうしたら、二度とあいつらには手出しさせないから・・・」
鈴木のキスは、今までと違い、優しいキスでした。
(手出しをさせない・・・)
その言葉に頼るしかないのか・・・。
私は、俯き、頷いてしまいました。
「素直な子だ。ただ、竹田にだけは、やらせてやれ。あいつには借りがあるから・・・。まぁ、素人童貞だから手で少し扱いてやれば、逝っちゃうだろ」
(結局、犯される・・・)
「ただ、これで最後だから・・・」
私は、再び頷きました。当然、彼の顔が浮かびました。でも、これだけ汚された体を、彼が許すはずがない・・・。もう、私は普通の恋愛は出来ないかも・・・。
シャワーから上がると、脱衣所に制服と下着、パンストが置かれていました。
「用意周到だなぁ、あいつは」
そういうと、鈴木は簡単に体を拭き、トランクスを履くと、私にキスをして先にリビングに戻っていきました。
私は置かれていた下着をつけ、ブラウスを着て、スカートを履き、パンストに脚を通し、最後にベストを着ました。
なんとなく、
(この制服を着るのも最後だ)
そう思いました。とりたてて、何かが可愛い制服と言うわけではありません。至って普通のどこにでもある制服です。でも、彼はこの姿に一目惚れし、その後私の全てを愛してくれました。もう、その制服を着ることがない、と思うと、涙が溢れそうになりました。
「吉田さん、早くおいでよ」
鈴木の呼ぶ声がしました。
私は仕方なく・・・、リビングに向かいました。
(もう・・・、戻れない・・・)
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