家に帰ってからも、私は絶望的な気持ちで過ごしました。
いざとなれば、平野と鈴木の行動を訴えようと思っていた課長にまで、体を汚されてしまい、頼るべきところを失ってしまいました。
彼に話すことも、考えました。でも、私が汚されたことを知ると、嫌われてしまいそうで・・・。
ただでさえ、社内の一部で彼と私のことは噂にはなっています。彼は、それを上手くかわし、二人の仕事には影響が出ないようにしてくれています。そんな負担をかけている上に、こんな風になってしまった私を愛してくれる自信がありませんでした。
(会社を辞めたら、彼の耳にも入ってしまうだろうか・・・。そうしたら、もう・・・)
課長との一件があった2日後、夕方に平野と鈴木がやってきました。
「久しぶりだね、吉田さん。元気にしてた?」
しらじらしく、平野が話しかけてきました。
「なんか、課長にも可愛がられたんだって?人気者は大変だね。」
「それは、平野さんが・・・」
「ちょっと、奥へ来いよ」
鈴木が、笑みを浮かべながら言ってきました。
二人は後ろの打合せコーナーに入っていきます。私もしようがなく、少し後ろから続きました。
「来客があるといけないので・・・」
「じゃ、早いとこ済ませようか。吉田さん、これ付けてよ」
平野が手に持ったものを見せました。
「この前、電車の中で使ってもらったんだって?平野から聞いたよ。見知らぬ奴のチンポまで握っちゃうなんて、俺たちが来ないから吉田さんも溜まってたんだろ?可哀想に」
「そんなことないです!」
「いいから、これを付けろよ!」
「出来ません、そんなこと!」
「じゃ、吉田さんの写真、Sに見せちゃうよ。ショックだろうねぇ」
「でも、逆に喜んだりして!!」
「彼はそんな人じゃありません」
「あれっ?吉田さん、認めちゃった?」
「そうじゃなくて・・・」
「いいから、つけろよ。早くしないと、写真ばら撒くぞ」
(そんな・・・)
でも、彼に知れるのが怖かった・・・。写真が出まわる以上に、それが嫌だった。
(スイッチ入っていないから・・・)
「わかりました。」
私は平野の手から受け取ると、トイレに向かいました。
「あれっ?どこいくの?」
「どこって、トイレに決まってます」
「ダメだよ、ここでつけてくれなきゃ。つけたかどうか、わかんないよ」
「そんな・・・、無理です」
「無理ならいいんだけど・・・」
平野が携帯を開きます。
「わかりました」
俯いて、そう返事をするのが精一杯でした。
「その代わり、向こう向いていてくれますか」
「ぐずぐず言ってないで、早くしろよ」
鈴木が声を荒げました。
(もう・・・どうにもならない・・・)
私は、制服のスカートの裾から手を差し込み、パンストと下着を少し下ろそうとしましたが、パンストを下ろすためにはどうしてもスカートをかなり捲らないと無理でした。
「早くしてよ」
平野が目をギラつかせながら、顔を近づけてきます。
私は手をさらに差し込み、パンストをずらしました。
「今日も、きれいな脚だね。黒のパンストも良いけど、こういう白っぽいのもたまんないね」
平野が太ももを撫でてきます。
(早く、終わらせたい・・・)
私は見られているのを覚悟で、下着の中に“それ”を入れ、下着とスカートを戻しました。
「ちゃんと、お○んこやクリに当ってる?」
そういうと、平野が手を内ももから差し込み、“それ”位置を確認してきました。
「いやっ・・・」
「えっ?もう感じてた?・・・よしよし、大丈夫でしょ。鈴木さん、スイッチある?」
(スイッチ?・・・)
その瞬間、体に電気が走り、脚の力が抜けそうになりました。鈴木に体を支えられ、なんとか床に崩れることはありませんでしたが、声が堪えられません。
「あぁ・・・、やめて・・・・」
鈴木が唇で私の口を塞ぎました。閉じられない無防備な私の口に、鈴木の舌が入り込み、口の中を這いずりまわり、汚らしい鈴木の唾液が送り込まれてきます。
(いやぁ・・・だめ・・・)
「鈴木さん、やっぱいいきなりは強すぎるんだよ」
そういうと、その振動は少し弱められました。しかし、私の股間からは体の芯を通って、頭の先にまで刺激が送られてきます。
「あぁ・・・お願い・・・止めて下・・・さい。」
「ちゃんと一人で立ってみろよ」
鈴木は私を引き離しました。
「あぁ・・・、お・・・願いです。・・・とめて・・・」
私は、内股で立つのが精一杯でした。“それ”を外したいのですが、触ってしまうと更に刺激を与えてしまい・・・
「電池がなくなるまで、今日はこれで仕事をしろよ」
「だめ・・・、無理です・・・」
「ほら、しっかりしないと、涎が垂れてきてるよ」
平野が顔を近づけ、口元から唇を舐めまわしました。
「たまんないよね、吉田さんの匂い。そのうち、マン汁の匂いもしてくるんだろね」
「さぁ、平野。ミーティングが始まるから行くぞ」
「ちぇっ、しょうがないなぁ・・・」
私は焦りました。このまま、一人にされたらどうしていいのか・・・
「お願い・・・行かないで・・・。スイッチを止めて・・・」
そのとき、玄関の自動ドアが開きました。
「吉田さん、お客さんだよ」
そういうと二人はエレベーターホールに向かって行きました。
私はなんとか対応をしようと、カウンターの中に入りましたが、
「い・・・らっしゃい・・・ませ」
声を出すと、いやらしい声になってしまいそうで・・・
内線で社員を呼び出し、お客様を打合せコーナーに案内し、退席するときまで、怪訝な表情をされてしまっていました。
(ばれてしまってないだろうか・・・)
社員が打合せコーナーに入って、笑い声が聞こえると、私のことを罵っているような気がして・・・・
その間も手を口にあて、声を堪えるのが精一杯でした。
(こんなの耐えられない・・・)
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