6 叔母 ー 完堕ち
叔母である久美子が経営する呉服店が定休日を迎えた、水曜の午後。
あの日···最初のセックスから、ちょうど一週間が経過していた。
直樹は外回り営業の合間を縫い、仕事をサボって密かに自室へ戻っていた。
ポケットからスマホを取り出し、LINEの画面をタップする。
『この前はごめんね。謝りたいから少し話そう。こっちに来られる?』
送信を終えると、直樹はベッドの端に腰掛け、叔母がやってくるのをじっと待った。
自宅の仕事部屋でLINEを受け取った久美子は、ただ「謝られるだけ」で済むはずがないと、心のどこかで分かっていた。
それでも、いつものように姿見で和装を整えると、両家共有の庭を通り抜けて姉の家の玄関に立った。
これまでは何のためらいもなく姉宅のドアを開けていた久美子だが、ここ数回は、周囲に視線を送り、誰も見ていないことを確認するようになっていた。
胸が高鳴る中、静かに階段を昇り直樹の部屋のドアを叩く。
しかし、直樹は返事をせずに、叔母の反応をうかがっていた。
「……直樹、いるんでしょ?入るわよ......」
扉が開き、薄めのメイクに上品な装いの久美子が入ってきた。
すっと伸びた背筋と細身のシルエットが、着物の上からでもしなやかさを感じさせる。
直樹は立ち上がり、真摯な面持ちで叔母を見つめた。
「くーちゃん、来てくれたんだね。ありがとう。......この前は突然あんなことして、本当にごめんね」
「わかるでしょ?......私たち...あんなことしちゃ......絶対にダメなのよ......」
久美子は視線を少し泳がせながら、自分に言い聞かせるように呟く。
だが直樹は、言葉を重ねた。
「でもね......あのとき、くーちゃんのフェラがあんまりにも凄くて、本当に我慢できなかったんだよ。それに...繋がってからも...くーちゃんもすごくイッてくれたしさ...。だから、俺...ずっと忘れられなくて...」
「......っ!」
久美子の頬が瞬時に朱に染まる。
「な、何を言っているの......っ。...私たちがどういう間柄か、直樹だって分かってるでしょう......?」
口では毅然と拒絶の言葉を口にする久美子だったが、その心と身体は複雑だった。
実の甥に激しく攻め立てられ、途方もない快感の中で完全に絶頂を迎えてしまったという、叔母としての決定的な負い目。
あの日の激しいセックスの余韻と感触は、この一週間、彼女の脳裏から片時も離れることはなかった。
実際に、この数日間···久美子はベッドの中でその記憶を反芻し、罪悪感に苛まれながらも、自ら身体に手を伸ばしてしまっていたのだ。
甥に暴かれた快楽の記憶を、自分の指でなぞるように。
そんな叔母の動揺を見透かすように、直樹は一歩近づく。
「セックスも最高だったけど......俺、くーちゃんとのキスが本当に忘れられないんだ。あんなに興奮したキス、今まで一度もしたことないよ」
「直樹......本当にやめて...」
「だから俺さ......我慢できなくて、毎晩これを見ながらオナってるんだよね」
直樹はポケットからスマートフォンを取り出し、久美子に向かって差し向ける。
「この動画さ......ネットに上げたら、見たいって言うやつ、きっと山ほどいると思うんだよね」
甥の自信に満ちた言葉の裏にある「動画はまだ俺の手元にある」という明確な事実が、部屋の空気を一気に緊張させる。
久美子の顔からスッと血の気が引いた。息をのむ音が、静かな部屋に響く。
「それ......っ、やっぱり消してなかったのね......! お願いよ直樹、誰かに見せるなんてこと、絶対にしないで...! 本当にお願いだから......!」
すがるような瞳で自分を見る叔母に対し、直樹はどこか優しく、甘い声をかけた。
「もちろん、俺だってそんなことしたくないよ。......ねぇ、いいでしょ? キスだけでいいから...」
「え......?」
答えを待つことなく、直樹は細い肩を引き寄せ、叔母の身体を抱きしめた。
「ダメだって...っ、離して......!」
久美子は胸に手を当てて押し返そうとするが、その力には本気が籠もっていない。
拒まなければいけないという理性に反して、身体が直樹の体温に反応してしまう。
着物越しでもはっきりと分かる彼女の華奢な体躯をしっかりと腕の中に閉じ込めると、直樹は迷わずその唇を重ねた。
「んむ......っ!?」
拒む暇さえ与えず、直樹の舌が一気に久美子の口腔内へと侵入する。
「うぅう......んんんんん……っ」
久美子の口から、小さく切ない呻き声が漏れた。
荒々しくも熱い舌の動き、自分を貪るような甥の執着。
一週間前に身体に刻み込まれた快感の記憶が、その一瞬で久美子の中に一気に蘇ってくる。
ダメだと叫ぶ頭とは裏腹に、久美子の身体の奥で、カチリと何かが切り替わる音がした。
深く長いキスから、4枚の唇がようやく離れると、二人の間に密度の高い吐息がこぼれた。
直樹は久美子の瞳をじっと見つめたまま、一言も発せずに自分のTシャツの裾を掴み、頭から脱ぎ捨て、続けてズボンにも手をかけると、静かに脱いでいく。
その迷いのない動作と、逞しい肉体を目の当たりにし、久美子はついに覚悟を決めたように小さく息を吐いた。
『......ああ...やっぱり...今日も、私......』
観念した久美子は、指先を着物の帯へと伸ばす。
呉服店の店主として長年着物に親しんできた彼女の手つきは、こんな状況であっても驚くほど滑らかで丁寧だった。
帯を解き、着物を滑り落とすと、それらを慣れた手つきで几帳面に畳み、部屋の隅の床へとそっと置く。
その下から現れたのは、彼女の白い肌を艶やかに引き立てる、上下黒の繊細なレースの下着姿だった。
「......くーちゃん、やっぱりすごくきれいだよ」
直樹の熱い視線に晒され、久美子は恥ずかしそうに肩をすくめ、視線の先を落とした。
「......見ないで。恥ずかしいわ...」直樹に促され、久美子は吸い寄せられるように、ベッドの端へ並んで腰かける。
直樹がそっと腕を回し、久美子の華奢な上半身を抱き寄せ、久美子も素直に直樹の首に手をまわした。
はじめは唇と唇が優しく触れ合うだけの、たしかめ合うような軽いキス。しかし、互いの体温を感じ取るにつれ、二人の息が荒くなり、舌と舌が絡み合う濃密でディープなキスへと変わっていく。
「ん......ふ、あ......っ...」
久美子の鼻が、なまめかしく鳴り続ける。
十分すぎるほどの接吻を交わした後、直樹は久美子の肩をやさしく押すと、ゆっくりとベッドの上へ横たえさせた。
久美子はもう逆らう素振りも見せず、胸を大きく上下させながら荒い息を吐き出している。
すでにショーツの中心には、自身の身体が与えられた快感に反応していることを示す、小さな湿り気が広がっていた。
「くーちゃん、ここ......もうこんなに濡れてるよ」
「っ......言わないで......お願いだから......」
直樹は久美子のブラジャーには手を触れず、そのままショーツのゴムに指をかけると、白く滑らかな足先へと一気に引き抜いた。
「あんっ......」
露わになった太ももを左右に大きく開かされる。
先ほどまで「ダメ」と拒んでいたのが嘘のように、久美子の顔は上気し、待望するような眼差しに変わっていた。
直樹は迷わず顔を寄せ、そのテクニックに満ちた口づけと舌使いで、彼女の最も敏感な部分を直接攻め始めた。
「あぁっ......!? んんっ、あっ、直樹......っ! ああぁっ!」
秘部を刺激された瞬間から、久美子は部屋中に響くような大きな喘ぎ声を上げ、背中を反らせて身体をびくつかせた。
その劇的な反応に煽られ、直樹の愛撫はさらに激しさを増していく。
滑らかな舌先で局部を丁寧に舐め上げながら、空いた手を上へと伸ばし、レース越しに浮き出る乳首を指先でじっくりと捏ね上げた。
「あっ、ダメ...そこ...一緒に触られたら......っ!......私... あ、あぁぁっ!」
上下からの容赦ない攻めに、久美子の理性は完全に吹き飛んだ。
背徳感と過剰な快楽の波が一気に押し寄せ、彼女の身体はあっけなく大きな絶頂へと突き動かされた。
「あっ......あぁああ...イク...イッちゃう......っ! ああぁぁぁっ!!」
甲高い悲鳴のような喘ぎ声とともに強張らせた久美子の卑猥な腰が、力なくベッドの上に落ちた。
絶頂の余韻に身を震わせ、荒い息を吐きながらベッドの上に横たわる久美子。
その火照った姿を直樹の熱い視線が射貫く。
直樹は久美子の耳元に顔を寄せ、低く甘い声で囁いた。
「くーちゃん……次は、後ろから入れたい」
「え……?」
思いがけない言葉に久美子は目を丸くしたが、その問い返しに拒絶の力はなかった。
促されるまま素直に体を反転させ、ベッドの上で四つん這いの姿勢をとる。
恥ずかしい体勢をとらされているという意識に胸を弾ませながら、久美子は心と体を震わせ、後ろから訪れるであろう甥の挿入をじっと待った。
直樹は久美子の背後に回り込み、目の前に広がる光景をそのまま言葉にして吐き出す。
「すごいよ、くーちゃん......。お尻をこんなに高く突き出しちゃって......。下着を脱いだあそこが、愛液でぐちゃぐちゃに濡れて丸見えだ」
「や、やめて……! そんなこと、言わないで……!」
露骨で卑猥な言葉を背後から浴びせられ、久美子の頬は真っ赤に染まる。
言葉による羞恥の刺激だけで、膣の奥がキュッと締め付けられ、それだけで上り詰めてしまいそうなほどの快感が久美子の身体を駆け巡った。
「それじゃ、入れるよ……」
直樹はわざと言葉に出して宣言し、久美子の腰を両手で掴むと、狙いを定めて一気に突き刺すように、犯すような勢いでペニスを根元まで叩き込んだ。
「いやぁぁあぁぁっ……!! んぐぅうっ……!!」
久美子は背中を弓なりにしならせ、ベッドに顔を埋めるようにして悲鳴を上げた。
背後から貫いた直樹は、叔母の締め付けるような膣の感触を噛み締めながら、彼女の細い背中に覆いかぶさる。
そして、着物の下から露わになった豊かな胸へと手を伸ばし、背後から荒々しく揉み散らかした。
子どもの頃から可愛がってきた甥に、背後から腰を打ち付けられ、胸を貪られる叔母。
「はぁ……っ、くーちゃん……叔母さんなのに、こんな格好で犯されて、どんな気分……?」
「あっ……あぁ……っ! こんな...いやよ......直樹……っ! 私……私……っ!」
子どもの頃から知り尽くしている実の甥に蹂躙され、言いようのない被服従感と屈辱に包まれながらも、それが何よりの快楽となって久美子の理性を完全に破壊していく。
直樹が手加減なしに激しく腰を打ちつけるたび、体内の最も敏感な部分が容赦なく削られ、久美子は言葉にならない喘ぎ声を上げた。
「ダメ……っ! もう……そんな風に突かれたら……っ! ああぁっ、私……っ、またイク……イッちゃうからあぁぁっ!!」
「いいよ、くーちゃん……俺の前で、もっとイッてよ!」
直樹の容赦ない追撃と、屈服させられる快感の波に呑み込まれた久美子は、身体を激しく震わせながら、この日三度目の絶頂へと一気に上り詰めた。
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