彼女は、リビングでパソコンをしている母をしばらく見ていた。
(母親って凄いな。子供の為に必死だわ。それにしても、美人で若いわ。大学生の子供の親に見えないよ。)
「ごめんないね。ちょっと座って。あらあら、服が汚れてるわ。」
(ゲ!アイツ飛び過ぎ。服にまで、バカ。)
「部屋で食べていてこぼしたのかしら。嫌だわ。」
「ありがとうね。あなたも楽しそう。大きな声が聞こえたし。静かに成ったから、お話が一段落したと思って呼んだの。」
彼女は、真っ赤になり下を向いた。
「呼んだのは、さっきお礼を言い忘れたから。あなたに失礼な事、Y君が言ったのに、また付き合ってくれてありがとう。」
「いえ、そんな。彼、学校に戻って来た時、謝ってくれたから。」
「さっきも話したけど、高校、大学と段々大人になると子育ても難しいわ。でも、Y君もあなたに怒られ、他の子に無視され落ち込み大学行かなく成ったの。でも急に元気に成って復活したの。変わってるでしょ。」
(お母様って優しい。絶対エッチしてるって判ってるはずなのに。)
「あの。私達部屋で、」
「言わないでいいから、大学生が恋人同士で2人切。当たり前よ。Y君上手?服まで飛ばしたの?」
「お母様、それ言ってるのと同じですわ。」
と、彼女が言ったら2人は大爆笑したのである。
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