露天風呂で僕ら家族12人は、その家族を獲物を獲た動物みたいに犯しまくった。世間で注目されるロイヤルファミリーが仮面を外した姿だ。日頃の一目を気にしていい人振るストレスの発散に彼らは餌食と成ったのである。
「あなた達、合格よ。お盆休みが終わったら引っ越して来なさい。これからは家族よ。私達は先にホテル戻るから清掃よろしく!」
と、ホテルのオーナーである義母が言って僕達は戻った。
支配人は笑いこけて、
「ありがとうございます。アハハハー。」
彼の妻も
「あなた、私達これから富裕層よ。努力って報われるのね。アハハハー。」
と2人は大爆笑しながら、子供達を起こして僕達家族の大量の排泄物を掃除始めたのである。
ホテルの支配人は、あの義父の元上司、妻はホテルの現場チーフの義母の元パート仲間、あれから2人はバツイチ同士で再婚し、子供を2人作った。年頃も僕の子供達と同世代だったので有った。
「あなた達、悪いけど今週で辞めてもらう事にしたわ。」
一足先に、帰省していた義母が2人をスィートルームに呼び言った。
「オーナ様。どうしてですか?私達何かやらかしましたか?」
と、支配人は真っ青に成った。このホテルは、直営で無いからオーナーの義母が絶対権力者なのだ。
(うひゃー、気持ちいい。オマンコが濡れて来た。一回言ってみたかったんだ。)
「ごめんなさい。言い方が悪かったわ。娘、いや社長がね。直営のホテルにあなた達を同じ役職で転職させたい、って言うのよ。どう?」
「本当ですか?私達が大グループの正社員!直ぐ辞めます。」
義母はその場で退職届を書かせて、
「三連休は私達と一緒に行動しない。ご主人様達のご機嫌をそこねたら全てはおじゃんよ。でも退職届はそのまま。頑張りなさい。人生の勝負所よ。」
「あなた、何かあの女の罠にハマった感じ。大丈夫かしら?」
「シー、聞こえたらどうするんだ。仕方ないだろ。あの状況なら。とにかく逆らわない事だ。富裕層は目の前だぞ。」
「そうね、オーナーもきっと我慢して富裕層に成ったんだわ。元々は私達と同じ庶民だったもんね。」
「ああ確か、娘さんがご子息と結婚したから、都会に引っ越したな。」
「判った!きっかけ私達の子供が狙いよ。」
「お前、考え過ぎだよ。娘さんは大学の同級生だったんだろ。」
「そうか、とにかく頑張りましょう。」
しかし、彼女の感は当たっていたのである。
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