お盆休みの中に、お役所も休める三連休が有る。基本お盆休みも交代で出勤する父の会社はこの3日間だけは全員休み、毎年妻の田舎に家族で帰省していた。もちろん泊まるのは、実家の跡地のホテル。義父が系列会社の社長に成ったから、今は義母がオーナーである。ホテル事業は、出来るだけフランチャイズ制で管理をしていた。老舗の宿などは看板も変更しない。その方が古参客も来るからである。
街もすっかり企業城下町になった。義父のいた会社は、新しい物を開発する実験センターみたいに成ったから、ホテルも観光客以外に仕事で泊まる客も増えのだ。もちろん、人口が増えたから例の学校もある。
つまり、この3日間は、街は大騒ぎである。グループの総帥の父、学校の理事長の母、リゾート関連会社社長の妻、技術系関連会社社長の義父、ホテルのオーナーの義母、それとグループの大株主の僕が来るからだ。もちろん子供達も泊まるから、ホテルは特に大変だったので有った。
僕ら一行は、とりあえずあの露天風呂に直行し移動の疲れを癒していた。
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