「こ、これは…」
玲子はそれ以上は何も言えず、動画が再生されているタブレットを凝視続けていた。
終業式が終って帰宅するはずの息子ではなく、小学校に上る前から交友のある息子の友達が一人で突然訪ねてきて深刻な顔で話があると言ってきた。
そんな同級生を見て玲子は最初に息子の博と喧嘩でもしたか?それともゲームとかなにかの貸し借りで揉めてるとか…そんな小学生らしいトラブルの話だと思っていた。
それがその同級生の母親でママ友でもある美沙子が後ろ手に手枷を嵌められ、突っ伏した屈辱的な格好で凌辱されている動画を見せられた。
もし、動画の中で美沙子を責めているのが相手が大人だったら美沙子と夫の隠された性癖、あるいは浮気相手との倒錯したプレイ、もしかしたら隠れて美沙子がAV女優をしてる可能性とかを考え、ここまでショックを受けなかっただだろう。
しかし、動画の中で美沙子の自由を奪い、その迫力ある巨尻の肉をなんの手加減も力任せに何度もスパンキングして目を背けたくなるような痛々しい音を響かせ、そして女性の尊厳を踏みにじるような事を言いながら犯しているのは息子の博だった。
そんな行為だけでも女性に対し悪魔の所業だ、しかし息子の博の鬼畜っぷり玲子の理解を超えており、妊娠を恐れて膣外射精を懇願する美沙子の胎内になんの躊躇も遠慮もなくたっぷりと己の歪んだ精を吐き出していた。
そんな博の鬼畜っぷりをみて、こんな悪魔のような子供を産んだのは自分だと思うと玲子の完全に思考が止まり、剛がバッグからこっそり取り出した改造スタンガンを自分の首筋に押し付けてくるまでまったく気づいていなかった。
「ぎゃっ!」
首筋に凄まじい衝撃を受けた玲子、ソファーから転げ落ちる。
急なことで玲子自身に何か起こったかわからなかったが、本能的にここからなんとか這って逃げようとする…が剛にあっさりと追いつかれ、スタンガンのバッテリーが切れるまで電撃を受け続けた。
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