「ママ、誕生日おめでとう。」
今日は、母の50歳の誕生日だった。そして父との銀婚式でもあった。
「パパも元気に成ったから、2人で旅行でも行きなよ。お兄ちゃんのご飯くらい私が作るからさ。」
僕が高校の時に、父が病気になり母が会社を切り盛りしてきたが、奇跡的に病状が回復したのである。
三連休を利用して両親は出掛けた。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんパパもママいないから、本見せて。」
「こら!勝手に入るな。」
「また、エッチなの見てる。」
「うるさいな。お前も本見に来たんじゃないのか。」
彼女は、高校生になり、僕のエロ本を両親がいない時に読みに来るのだ。
昔から、漫画本を沢山持っていたから、この部屋で小さいころから読んでいたが、成人漫画でないが、エッチなシーンがあるやつも有ったのだ。
最近は、勝手に引き出しを開け、成人漫画やエロ小説まで読んでいる。
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