夏も過ぎ去り稲刈りの季節がやってきた。そう、今日は稲刈りの手伝いに行く日だ。
家に到着し、挨拶もそこそこに早速作業が始まる。午前中に出来るだけ早く進めておかないと、夕方に終われないからだ。
米袋を軽トラックまで何回運んだんだろう?涼子達が昼ご飯にと作ってくれたお弁当を持ってきてくれた。
何故か稲刈りの時のお昼はおにぎりが定番なのだけど、刈り取りをした田んぼで食べるってのが実に美味い。
すると、ミィ が冷たい麦茶を持ってきてくれた。
「おぉ、ありがとう!今日はお弁当の手伝いしてたのかい?」
って聞くと、涼子が「一生懸命おにぎり握ってくれたもんね。」と言う。
すると、ミィ が「だって、お料理はまだ下手だから、おかずは難しかったんだもん。」と言い口を尖らせる。
義姉の旦那が「おにぎり握れたら十分十分!」と笑う。
そして、お昼ご飯も終わり午後からの作業に入ろうかとした時に、ミィ がお皿とコップを取りにきた。
俺が小さい声で「御馳走さん、大事な所触ってイヤらしい事してたその指でおにぎり握ってくれたんだね。美味しかったよ。」
と言うと、お盆の事を思い出したのか、体を少しビクッとさせて戻っていった。
稲刈りはホント大変だ。(正直な所、ミィ の相手してやる余裕もない程に疲れる。)
午後からも何とか頑張って夕方の4時過ぎに作業が終わった。
義父が「修ちゃん、悪いけどコンバインを小屋に片付けてきてくれないか。」と言う。
コンバインや田植え機、それにトラクターが入れてある農作業小屋が家から少し離れた畑の横にあるのだが、家で洗ったコンバインの振動に揺られてチョッと走らないとイケない。
まぁ、嫌とは言えないし… と、コンバインに乗って走り出した。
走りながら(さぁ、帰ってお風呂で汗を流させて貰ったら、晩御飯だな。今日は何処へ行くのかな?)とぼんやり考えていた。
例年、稲刈りの後は御礼にと食事に連れて行ってくれるのだ。
焼肉かな?それともあそこの和食屋さんかな?とか考えながら
(そう言えば、ミィ はそういう所で恥ずかしい事されたらどうなんだろう?でも、恥ずかしいってどんな事だ?)
などと、よからぬ事を考えてしまっている自分がいた。
そうこうしてると小屋に到着した。
横にまわって教えて貰った番号でドアに掛かっている南京錠を外し、内側から正面のシャッターを開ける。
何気なしに中のトラクター等が置いてある方を見る。(ココだ!もしかするとここは使えるかも…)
と、また別のよからぬ事が頭を過った。
ブラブラと歩いて家に戻りながら、今後どうやってお仕置きしようかと様々なよからぬ事を考えてしまっていた。
「お帰り!修ちゃん、お風呂空いてるから入ってきて。」と涼子が言う。
お風呂に向かおうとすると、「僕も一緒に入る。」と、甥の佳一がやって来た。
お風呂に入りながら佳一が「修ちゃんは凄いよな。」って言う。
俺が「何で?」って聞くと「だって、修ちゃんはバイクに乗れるでしょ、今日はコンバインも片付けに行ってたし、前は旅行の時にバスも運転してたもん。」と言う。
確かに、大型免許を持ってるんで、涼子の実家と義姉家族で旅行した時にマイクロバスを借りて運転して行った事があった。
大型免許はバイトしてた運送屋さんで敷地内でチョッと トラックを運転させてもらってから興味を持ち、当時は一発免許って言って、教習所なんか行かなくても直接免許センターで試験を受けて取れたのだ。
バイクは親戚の兄ちゃんがバイクから車中心の生活になり、小屋で放ったらかしだった。
なので譲って欲しいってお願いしたら、「免許を取って来たらな。」
と言われ、高校で16歳になって直ぐに校則なんか無視で取って来たのだ。
で、「別に凄くなんかないよ、何だったら今度は船でも乗りに行くかい?」
って言うと「えっ!修ちゃん船も乗れるの?」って驚いていた。
実はこの頃、ジェットスキーやマリンジェットが流行り出し、会社の仲間で船舶免許を取りに行き、お金を出し合ってグループでマリンジェットを所有していたのだ。
なので当然レンタルだけど、ボートも乗る事は出来た。
そして色々話していると、「今度ね。運動会があってリレーのアンカーするんだ!」って嬉しそうに言う。
「そうだな、佳一は怒られた時に逃げ足が速いもんな。」って茶化して笑っていた。
すると、「もう、2人共いつまで入ってんの?放って食べに行くわよ。」と涼子の声が聞こえて、慌てて上がった。
(それなのに、まだ出掛ける気配なんか無い。)
どうやらこの日は子供達がいるので喜ばせる為に、食べ放題のバイキング形式のお店にしようと決まったようだ。
女の人達はお化粧したりと出掛ける準備をしている。
どうやら風呂場の脱衣所でもある洗面所を早く使いたい為に俺達をお風呂から早くあげさせたようだ。
子供達はウズウズしながらその準備を待っている。すると涼子が「修ちゃん、2階行ってミィ呼んで来て。」と言う。
「ハイハイ。」と、俺は2階へ上がって行った。コンコン!ドアをノックする。
「は~い。」と返事が返ってきたのでドアを開けた。顔を覗かせたのが俺で、ミィ は手招きをした。
中に入ると、「イイ子にしてたのに…」と言いながら抱き着いて来る。
俺は「今日は時間もないし仕方がないよ。」と言った直後に
「ミィ、これからお出掛けだから前みたいに恥ずかしい恰好で行こうか。」
と言うと、チョッと期待してたかのように「ハイ。」と答える。
そこで、ふと思い出した事があり
「前にキュロットを穿いていた事があったね。今日はノーパンにあれを穿いて行こうか。」と指示をした。
義兄が「さぁ、準備も出来たし行こうか。」と言うと、子供達が車に乗り込んでいく。
帰りはそれぞれ直接家に帰るんで車3台で出掛けるのだが、行きは子供は好きな車、大人は空いた席に乗り込む。
ただ、涼子の実家は6人で1人溢れてしまう。なので実家近くを通って帰るウチの車で、誰か1人か2人を送って帰るのだ。
行きの車の中ではテンションの上がった子供達が後ろに付いて走ってるウチの車に手を振っている。
ちなみに、子供達ってのは佳一と義姉の所の男の子2人だ。
20分程で目的の店に到着した。
それぞれテーブルに座るのだが、子供は食材を取りに行きやすいように手前に座るのが目的で、大人を奥へ座るよう勧める。
ミィ が下着を穿いてない恥ずかしさからか3人掛けの奥に座る。次に佳一が俺を座らせる。
そして俺の右横に座り、店員の説明が終わるや否や食材を取りに行く。
どうやら佳一は食材も取りに行きたいし、俺と風呂の話しの続きもしたかったようだ。
俺は好き嫌いが無く何でも食べるので、佳一や ミィ が取ってきた物を貰うよと、ミィ にも食材を取りに行くよう勧めた。
その時に「ミィ は可愛いから、他のお客さんも見てるからね。」と囁いた。
ミィ は一瞬立ち止まったが、何気ない素振りで席を立った。
俺はビールを飲みながら、何を持って来るんだろう?と ミィ を見てると、恥ずかしがらせるために言った言葉が本当になり、他の男性客が何人か(オッ!可愛い娘がいるな)って感じで、視線を向けているのが判った。
ミィ が戻ってきたので
「やっぱり皆見てたよ。エッチな恰好してるのにね。」
と声をかけると、自分でも他のお客さんの視線を感じていたのか、小さく頷いた。
佳一が戻ってきて、船の免許って難しいの?とか今度バイクに乗せてよとか話してくる。
それに答えながら、気付かれないように左手で ミィ のキュロットのファスナーをつまみ、ゆっくり下ろしていった。
ミィ は、こんな所で?と思ったのだろう、一瞬エっ?て目をして、直ぐに一生懸命素知らぬ顔をつくり、肉を焼いている。
遂にファスナーが下まで下りきった。
佳一が再度食材を取りに行くって言うので、少しずつでイイからアレとコレと…
と時間がかかるように4品ほど一緒に取ってきてくれと頼む。
そして佳一が席を立ったところで、周囲を気にしながら下りきったファスナーの隙間に3本の指を滑り込ませる。
ミィ も俺も緊張している。そして人差し指と薬指でファスナーを少し開き、中指で割れ目を刺激する。
ミィ はこんな状況でも感じているのか、割れ目に湿り気を感じてきた。(このままでは中に指が入っていきそうだ。)
と思ったら佳一が戻って来たので、手を戻した。
「お姉ちゃんも何か取ってきたら?」と勧められたので、ミィ が「うん。」と答える。
食材を取りに出るのに俺が一旦通路へ出て立ち上がる隙にファスナーを戻し出ていった。
佳一と話しながら、ミィ に目をやると、また他の客が見ているようだった。
自分でそういう事をさせてるのに
(うわぁ、ノーパンでアソコ濡らしてる女の子が人目に晒されてる。まさか蜜が垂れたりしてないよな。)
と、そんな心配をした。ミィ が戻ってきて、俺と佳一が立ち上がり、佳一はそのまま隣のテーブルに話しをしに行った。
2人になった今がチャンスと思い、ミィ に「再来週の日曜日。佳一の運動会があるだろ?」と聞くと、「ウン。」と答える。
「行くの?」と聞くと「お昼ご飯の時だけね。」と言う。「リレーは?」と聞くと、「興味ないもん。」と言う。
「じゃぁ、お昼が終わったら友達の所へ行くとか言って、畑の横の小屋においで。横のドアを開けておくから入ってくるんだよ。それと、走るわけじゃないけど運動会だからジャージでおいで… 」と新たな指示をした。
そして、時間も来たところでお開きとなり、皆で駐車場に戻り挨拶をしてそれぞれの家路についた。
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