お式を終えて私、涼次さんの妻となりました。
私の望みは、、、涼次さんに愛されて、私のすべてを涼次さんに支配されて生きていくこと、それだけです。
今日、牧師様の前で誓った誓いは真実です。
そしてもう一つ、私から私の言葉で涼次さんに誓いの言葉を捧げようと思っています。
坂井さんご夫婦に証人になっていただき、お二人の面前で涼次さんに誓います。
私達はお式を終えると一旦控室に戻り、係の方に案内されて今度はチャペルの参列者の席に座りました。
ウェディングドレスのまま坂井さんご夫婦のお式を祝福するのです。
まず坂井君が案内されて祭壇の前に立ち、牧師様と一緒に綾香さんを待ちます。
しばらくすると照明が暗くなり、後方のドアが開いてオルガンが厳かに結婚行進曲を奏でます。
ウェディングドレスの綾香さんが介添役の方に手を取られて入場していらっしゃいます。
綾香さんはしっとりと濡れ光るように美しい花嫁でした。
私達夫婦の拍手の中、ゆっくりと一歩ずつ祭壇へと歩いて来られます。
私より少しお若く見えますが40代のはずの綾香様、ウェディングドレスが本当に美しくお似合いです。
私達と同じ誓いの言葉の後、キスをされました。
お互いに少しだけ舌を入れ合ったのが見えました。
神聖なキスなのに、とっても官能的な甘いキスに見えました。
お式の後はお庭に出てカメラマンの方に場所を変えながら写真を撮っていただきました。
お食事会までは時間があるので二組でお庭を廻りながらお話をしました。
お二人の前で誓いの言葉を涼次さんに伝える気持ちで来ましたが、言いだそうと思うとなかなか切り出せなくてお食事の時間が近づいてしまいました。
木陰のベンチの前で坂井君がスマホで写真を撮ってくださいました。
その時に思い切って言いました。
「あの、私今日から母親ではなくて涼次さんの妻になるために、涼次さんに誓いたいことがあって言葉を書いてきたんです。ご迷惑だとは思うのですが坂井くんと綾香さんに証人として聞いていただきたくて、今、ここで読んでもいいですか。涼次さんも聞いてくれる?」
「僕はもちろん聞きたいけれど、綾香さんたちはご迷惑では?」
綾香さんは笑顔で「とても素敵なことだと思います。私達で良ければ是非お立合いさせてください」とおっしゃってくださいました。
急に緊張しましたが、封筒に入れておいた誓紙をポシェットから出して読みました。
涼次さん、怜子を妻としてくださってありがとうございます。
涼次さんと愛を交わすようになって、涼次さんも気付いてくださっているとおり、私、怜子はMです。
恥ずかしい自分の性を人前で告白し、涼次さんのものになりたくて今日この誓いをしたためて参りました。
涼次さん、怜子はすべてを涼次さんに捧げ、涼次さんの所有する妻となることを誓います。
いついかなる時でも、涼次さんの求めには悦びをもってお応えいたします。
たとえそれがどのように恥ずかしく、辛く、苦しいお求めであっても、怜子は幸せです。
どうか心の赴くままに、ご堪能なさるまで、怜子をお好きなようになさってください。
怜子は心を込めてお仕えしますが、もし至らないところがありましたら、どうか容赦のない折檻をお願いいたします。
また、怜子に落ち度のない時でも、涼次さんがなさりたいならば怜子はどのような厳しいお責めでもしていただきたいと願っています。
また怜子が排卵する日でももちろんご自由になさってください。
怜子は妻ですから、妊娠させていただいて構いません。
たとえ怜子に出血のある日でも、涼次さんがお望みであればお使いくださいませ。
生理痛に苦しみ、出血と匂いを恥ずかしがる怜子をお愉しみいただければ幸いです。
どうか末永く怜子を所有しご支配くださいますことをお願いいたします。
妻 怜子
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