お式の朝、よく晴れた高原の初秋らしい爽やか日差しに目覚めました。
昨夜は「ママ」と「涼ちゃん」として愛し合う最後の夜。
二人ともとても燃えました。
綾香さんと坂井君のことや、あの美少女のことも私達を熱くさせたのは否定できませんが。
お化粧とヘアメイクをしていただいてドレスを着付けしてもらうのは、人の手で私が涼次さんの所有物になっていくみたいで、とても胸がキュンとして女のところが熱く濡れました。
花嫁という捧げ物にされて、涼次さんに差し出される私。
Mの女性が愛のために身体と心をすべて差し出して、愛する人に捧げる神聖なお式だと深く心に染み入りました。
神に捧げられる生贄の女性が、巫女たちに身を清められていくような気持ちです。
涼次さんが支度を整えて私の控室に来ました。
ドアの方を向いて立ち、花婿の涼次さんに花嫁姿を披露します。
「・・・・、、ママ、、きれい、、」
涼次さんが言葉を失ったように立ち尽くしています。
「ありがとう、涼ちゃんもとっても素敵よ」
グレーのモーニング姿の涼次さんはいつもより大きく見えました。
「涼ちゃん」と呼ぶのは今日が最後。
これからはM妻としてお仕えするのです。
普段は涼次さんとお呼びするのでしょうか。
でも、お使いいただく時には違う言い方でお呼びすることにしようって決めています。
お呼びし方は涼次さんに決めていただきますが、M妻が所有していただく主様をお呼びするのに相応しい言葉でお仕えしたいのです。
涼次さん、涼次様、あなた、いろいろと浮かびます。
もし望んでいただけたなら、ご主人様とか主様とかお呼びしながらお責めや折檻を受け、お使いいただけたら素敵だと思います。
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