「ママ、明けましておめでとう」
ベッドの中で全裸のまま元旦の朝を迎えました。
「明けましておめでとう、涼ちゃん」
昨夜、除夜の鐘に合わせて私のお尻に鞭を打った涼次、そのまま私を何度も抱きました。
お尻が腫れあがるほど鞭を受けた後のセックスって、とっても辛くて素敵なんです。
彼の自由にされて、服従させられて、好きなだけ使われる感覚に何度も絶頂させられました。
抱き寄せられてキスされました。
強く、すごく強く抱き締められてキスされたんです。
苦しいくらい抱き締められるのがとっても幸せ。
元旦の朝のキス、優しく流し込まれる彼の唾をコクンて飲み、そして私の唾を心を込めて彼に飲ませます。
「涼ちゃん、今年もよろしくお願いします」
涼次はいつになく真剣な眼差しで私を見て言いました。
「ママ、僕ほんとにママを妻にするよ」
涼次はアルバイトで貯めたお金で去年結婚指輪をプレゼントしてくれました。
私の左薬指には彼にもらったリングが光っています。
「ありがと、でもどうしたの」
「ママ、こんど結婚式あげよう」
「結婚式?」突然の提案に驚きました。
47歳の母と17歳の少年の結婚式だなんて、常識的におかしいのは明白です。
「うん、二人だけの結婚式を挙げられる所はいくつもあるんだけど、僕とママみたいなカップルがたくさん挙げている所をみつけたんだ」
「涼ちゃんと私みたいなって・・」
「そう、近親愛のカップルばかりらしいよ。母と息子とか父と娘とか、姉と弟とか法的には認められないカップル」
「近親愛、、、」近親相姦という言葉を涼次は避けたかったのかもしれません。
「LGBTには社会は寛容だけど、親子や兄妹とかの近親愛には全く理解が無いでしょ。そういう人たちが愛を誓いあう式を挙げられる所があるんだって」
「涼ちゃん、高校生でしょ、ママを愛してくれるのは嬉しいけれど、もっと先にした方がよくない?」
「今じゃなきゃダメだから言ってるんだよ。ママ、ママを妊娠させてもいいって言ってくれたでしょ」
たしかに「妊娠させてもいいのよ」と涼次に言いましたし、それは今でもそう思っています。
「うん、もうすぐ私妊娠できなくなるから」
「僕、ママを妊娠させるつもりだよ、ママは僕の妻だから」
「涼ちゃん・・・」
私、感動していました。
「だから、ママにウェディングドレスを着せて、きちんと誓い合って夫婦になって、ママを妊娠させたいんだ」
「ありがと、涼ちゃん・・」
「ママ、愛してる」
「抱いて・・・」
結婚式と妊娠、そして赤ちゃんを育てる覚悟をしました。
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