「涼ちゃんにお年玉があるの、講座が終わったらお部屋に来てね」
冬季講習では元旦からオンライン講座があります。
今からが一番大事とスケジュールがいっぱいです。
涼次と私は二日に一度1時間だけ愛し合うのを1週間続けてお正月を迎えました。
二日に一度1時間という制約は、実際にしてみるとすごくきつい縛りだとわかりました。
涼次はその1時間で2回は射精しますし、私も大概は昇り詰めます。
でも、1時間で終わってそれぞれの場所に帰らなければならないのは、愛し合う二人には厳しいルールでした。
ストレスを溜めている涼次に私があげるお年玉は、女性にとってはとても恥ずかしいプレゼントなんです。
10時、夜の講座を終えた涼次がお部屋にやって来ました。
「ママ、今日の講座全部ちゃんとやってきたよ」
「うん、そしたらお年玉あげるわね」涼次が期待しているのが分かるので、少し心配になってきます。
あまりに変なお年玉ですから。
匂い好きな涼次に喜んでもらえると思っていたのに、急に自信が無くなります。
「涼ちゃん、変なお年玉だから期待しないでね」
「え?なに?すごい期待しているんだけど」
ますます言いにくくなります。
「涼ちゃんママの匂い好きって言ってくれたでしょ」顔が赤くなります。
「うん、大好き」
「だからママ今夜ね、お風呂もシャワーもまだなの」ああ言ってしまいました。
「ほんとに?嬉しい!」
「ママの恥ずかしい匂い、いっぱい楽しんでいいよ」
「ありがと、ママ!めっちゃ嬉しい」ほんとに喜んでいるみたいで安心しました。
「それとね、今夜は二人の姫始めなの」
「姫始め?」
「そうよ、姫始め、愛し合う二人がその年の最初に愛し合うこと」
「神聖な感じだね」
「そうね、だからママ今夜はどんなに恥ずかしくても涼ちゃんに愛されようって思っているのよ」涼次はそんな私の言葉を真剣に聞いてくれます。
「僕もママを心を込めて愛するよ」こういう素直なところが涼次らしいんです。
「今夜は特別だから、朝まで一緒に過ごしましょうね」
「ほんとに?最高!」涼次が私を抱きしめました。
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