(恵介の独白)
夜11時。
いつもなら、居間でエロいフィットネス用のスポーツウェアに着替えてヨガの真似事をしたり、昼間と同じミニスカートを着たまま、大きく股間を開いて、長い生脚に保湿クリームを塗ったりしてる時刻なのに今夜は例外。
やっぱり午前中にオナニーしたのかな。
もう自分の寝室で寝てしまった恵。
勉強部屋の押入れに隠していた木箱の出番だ。この箱の中の宝物は、こんな夜のために時間をかけて、買い集めたモノばかり。
それを抱えて、そっと恵の寝室のドアを開ける。14畳もある広い寝室の真ん中にムダに大きなダブルベット。
そこに恵が眠っている。
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