(恵介の独白)
いつも通り、寄り道もしないで高校から帰った。その日は、友達と昼休みにたわいない話をしてたら、姉妹で活躍してる女優のどっちが好きかという話題になった。なぜか、その場にいた五人全員が姉の比呂須アリサが好きだと言った。お前はどうなんだよ、と友達に聞かれて、おんなじだよとつれなく答えたけど、ほんとうは比呂須ありさが比較にならないほど好きでたまらなかった。
なぜかって聞かれなくてよかったと思った。だって、あの女優は母さんにそっくりなんだ。
母さん自身、よく街で「比呂須アリサさんですか?」って聞かれるらしい。
違います、人違いですと恵は言うらしいんだけど、みんな信じてくれないらしい。それくらい似てるんだ。背も高くて、ちょっとハーフみたいな顔立ちで、おっとりした感じなのも比呂須アリサそっくり。
でも、僕はもうひとり、セクシー女優の井藤真有紀にも似てると密かに思ってる。その女優も背が高くて肉感的で、ちょっとハーフっぽい。妖艶で乱れると激しく腰を振るいい女だ。
そんな話題で盛り上がった日だったから、大急ぎで帰宅して、恵のあの綺麗な顔を見ながら、その長い乳首を、甘噛みしたかった。
恵はソファーに身を横たえて、すっかり授乳の体勢だった。
僕が帰ると、すぐにこっちおいでの手招きして、「恵介さんが遅いから、おっぱいが張っちゃって張っちゃって、だから、電動の搾乳器で、すこし吸い出したの、でも全然ダメなの、、、恵介さんの吸い方とは全然違う。優しくないの、それに感じさせ、、、」そこまで言うと、急に顔を赤らめて、「ともかく、まだたっぷり残ってるというか、残してる。だから、いっぱい吸ってちょうだい」と早口で言った。
ソファーの脇の絨毯のうえには、いやらしい形をしたガラス製の搾乳器が転がっていた。ガラスの内側は白い母乳で汚れていた。恵は嘘がつけない女だ。息子だからそれがよく分かる。それに、もう数年前から、恵のからだも嘘がつけない性分で、感じれば小刻みに震えたり、火照って紅潮したらすることも知ってる。
その日の恵はやけに優しかった。まるで僕を焦らすように、ブラをゆっくり引き上げた。ブラのフチが肉厚の乳輪に引っかかる。次に長くて太い乳首がブラのフチに押しつけられて、そこに引っかかりながら、上を向いたまま、乳輪にめり込んで少しずつ姿を現す。
最初に右の乳首が外れて、ぷるるんと音を立てる感じで、僕の目の前に飛び出す。次に左の乳首もブルンと音を立てて、飛び出す。
その瞬間、乳頭の先の開口部から、ミルクが奔り出てしまう。しっかり見ていた僕の目にそれが入ると、恵はごめんなさい、ごめんなさいと謝った後に、僕の目を上手に舌先で舐めてくれた。
ちょっと怒ったフリをしたけれど、嬉しかった。ほんとうは目だけじゃなくて、授乳後にボッキした僕のあそこも舐めて欲しいと思った。
その日、僕はいつもより丹念に、舌で恵の長乳首を転がしてやった。何回も何回もねじり回す感じで、右の乳首も左の乳首も転がしてやった。
恵は僕が息子だということも忘れたように、「恵介さん、上手よ、上手、、、そうされると、残してたおっぱい全部が絞り出されるわ』と言った。
その日は、今まだないことに、恵がおねだりさえした。
「ねぇ、ねぇ、いつもみたいに、、、というか、いつもより、ちょっぴり激しく、甘噛みしてくれないかなっ、、、乳首の根元の方から先っちょに向けて、甘噛みしてくれること、あるよね? アレをして欲しいの、恵介さんに」
僕はすこし焦らしてやりたくなった。
「どうして、そんなこと頼むの?」
「恵介さんのイジワル、、、だってそうすると、お乳がすっかり出てくれるの、、、胸の張りがおさまるのよ」と、苦し紛れの弁解をする恵をちょっと愛おしく思った。
恵はほんとうはMなんだ。乳首を息子の歯で噛まれたいと思う女なんているのかな?
そう思いながら、大切な僕の長乳首を傷つけないように気をつけながら、痛みの限界ギリギリまで甘噛みしてやった。
恵は息子の目の前だということも忘れて、自分のパンティーの下に手をやり、長い中指でクリトリスを下からさすり上げている。
はっ、はっと息が荒くなり、時折り顔をのけぞらせて、眉間にエクスタシーの縦皺を刻む。
そのうち、びくんびくんと大きく2回、からだ全体をのけぞらせて、誰の目にも逝った反応を見せた。
すこしまどろむ気配があって、僕の髪を撫でたり、僕の唇を長い指でなぞったりした後に、ブラを戻して、ずらし過ぎて、床に落としてしまった白いミニスカートを履き直して、ありがとう、愛してるわと僕に言った。好きよとは言ってくれることがあったけれど、愛してるわって言われたことはなかったから、僕はすこし照れたし、戸惑った。
恵の視線が僕のズボンの膨らみの上に止まったのを今も覚えてる。
それから、「恵介におねだりしたの、これが初めてよね、、、わたしもなにかしてあげなくちゃって考えてるのよ、、、ご褒美になにかしてあげなくちゃって、、、」
そんなことを言う母さんをはじめて見た。恵は今の恵のままでいいんだよと、心の中でつぶやいた。こうして、おっぱいを呑ませて、長乳首を弄ばせてくれるだけでいいと、、、。
でも、もう1人の僕は、手で逝かせるぐらいしてくれてもいいだろう とか、パイ摺りして欲しいのに、ケチな恵だなぁなんて、思っていた。
でも、その日も自分からは口にそれを出せなかった。
(恵介の独白 つづく)
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