近親相姦 官能小説

取締役会議で、男性社員の育休の取得が達成出来ていないとの報告があり、社長の父が発言した。
「我々大企業がやらないと、浸透していかない。リーディングカンパニーの役目を果たさないじゃないか。意識改革をするんだよ。育休のしわ寄せを作らないようにするのが管理職の仕事だ。もちろん管理職も部下を信頼し完璧な人員配置を作り育休を取る。でないと少子化は無くならない！」
と、怒鳴ったら静まりかえってしまったのである。

「済まない、大声を出し過ぎた。じゃあ私が育休を取ろう。社長が取れば皆も気兼ねなく休めるからな。」
「社長、どういう事ですか？」
「だから、育休じゃよ。妻が妊娠したんだ。」
「えー、社長、元気ですね。奥様も失礼ながら御高齢なのに。」
「あら、皆さんその発言はセクハラよ。」
と、女性役員が言ったら、全員大爆笑して会議の場が和んだのである。
「あはははー、次いでに息子の嫁も妊娠したからな。二人はしばらく会社来ないからよろしく。」
と、父が言ったら、
「おめでとうございます。社長。お孫様までダブルとは、いやー、めでたしめでたし。」
「君達、セリフが時代劇だよ。」
と、社長が言ったら、又々全員大爆笑したのである。


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