「おかえりなさい。」
僕が終電で帰宅すると、まだ皆んな起きていた。
「ただいま。遥香、明日も学校だろ。早く寝な。パパもママも寝ていいって、連絡したじゃない。」
「お兄ちゃん、今日のご飯、パパとママと3人で入ったレストラン美味しかったよ。私幸せ。おやすみなさい。」
「僕は、まだこれから仕事するから。残業したけど終わらなかった。ご飯は電車の中で食べたから大丈夫。逆に起きてられると、集中出来ないから寝て欲しい。」
と、言って部屋に行ったのである。
「慎太郎は、仕事とプライベートは別人だな。」
「大企業で高給取り。その分仕事もハード。それに新幹線通勤とはいえ、遠いから大変。都心じゃこんな立派な家買えない。私達は幸せよ。」
「早く、寝よう。明日はリモートだから大変だ。」
「パパ。家事宜しくね。私は慎太郎の便器よ。1日中仕事してたから、明日は覚悟しないと。相当溜まっているわ。おやすみ。」
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