優しく舌を絡ませ合う愛情がこめられた口づけだった。
加奈子は夫にこんなに丁寧に時間をかけた愛撫を受けた事が無い。
自分の躰がこんなに感じやすいだなんて今まで知らなかった。
大樹の時間をかけた愛撫に何度もイカされそうになり、恥ずかしさからなんとか耐えていたが、とうとうイカされてしまった。
それは耐えに耐えたあとだっただけに、素晴らしい絶頂感だった。
こんな感覚を夫に与えられたことは無い。
加奈子は口づけのあと、いかに素晴らしい絶頂感を大樹に与えられたかを素直に伝えた。
大樹も加奈子の感度の良さと、イクときの表情が美しく色っぽかったと誉めたたえてくれた。
大樹は加奈子の髪と頬を慈しむように撫でながら言った。
「お義母さん、これから、俺はただの男になります。お義母さんの娘の夫ではなく、一人の男として加奈子さんを抱きます。加奈子さんを俺の女にします。」
加奈子は大樹にすがりついた。
「わたしも、、、ああ、今すぐわたしを大樹さんの女にして!」
再び、二人の唇が重なった。今度は舌が激しく絡み合う口づけだった。
つづく
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