今まで何もなかったかのように
それから何もなかったかのように保子は息子の素士を連れて買い物へ出掛けることにした。外はとても寒いから、保子は防寒のために薄茶色のオーバーコートを着ると。「これから一緒に買い物へ出掛けるから。」「僕は荷物持ちの手伝いをするから。母ちゃん一人で荷物を持つのはあまりにも重たくて大変だから。」「じゃっ、頼んだよ。」二人は玄関で靴をはいてからドアを開けて外へ出る。空を見上げれば曇っていた。「母ちゃん、雪が降りそうだよね。」「ほんまやなあ。」それからこの険しい坂道を下りながら灘中央市場へ向かう。素士は途中で母親へと目を向けると集中的に濃い肌色のパンティーストッキングと白いソックスをはいた状態の脚を凝視しはじめた。カタカタと鳴り響く茶色で爪先が尖ったローヒールが彼にとってはあまりにも印象的だった。「オーバーコートの中に隠れて見えないスカートの下からはみ出した脚が相変わらず色っぽくて奇麗に見える。」素士がそう思っているうちに。母親の保子が彼の手を強く握りしめた。「あんたの手とても冷たいんたなあ。あたしが温めてあげるわ。」すると保子は息子の手を摩りはじめた。「ああ、母ちゃんの手凄く温かいんだね。」素士は興奮しながら母親に言うと。「そうやろ。この母ちゃんの手温いやろ。」いつも色っぽく見える唇からそんな言葉が出ると、素士は尚更興奮した。性的興奮でオチンチンも勃起してきていた。すると素士は何気なしに思った。「母ちゃんの手が温かいということは体温も高いということかもしれない。今晩僕は母ちゃんと一緒に寝たいなあ。同じ布団の中で。母ちゃんが僕と一緒に寝てくれたら、体温で僕の体を温めてくれるかもしれない。ああ、夜が来るのが待ち遠しいなあ。」すると素士は母親に言った。「母ちゃんの手だけが温かいんだけではないと思うけど。」「ええ、どういう意味なの。」「もし僕が母ちゃんがはいているスカートの中に手を突っ込みながら濃い肌色のパンティーストッキングと重なり合った下着の白いパンツの表面から後ろへふっくらら突き出た白餅のようなお尻から股間に沿ってアソコにかけて何回も往復するかのように触り続けてもとても温かいんだよね。それから集中的にアソコに触ればどうだろうね。」すると保子は苦笑いしながら言った。「もう何を言っているの。ほんまに嫌らしい、エッチ。」
※元投稿はこちら >>