倒れた和子に、息子の佑樹は優しかった。
大晦日は1日中、和子はゆっくり休ませてもらえた。
それどころか、お風呂に一緒に入った時も、和子にいやらしい責めはせず、和子を座らせて身体を洗ってくれたり、上がれば髪の毛をドライヤーで乾かし、ブラシを掛けてくれた。
和子は佑樹からあれほど惨い責めを受けていても、S男性としてだけでなく、子供としての愛情を強く感じている。
息子から責められる時は、こんなことは息子がしたくても他の女の人はさせてくれないだろう、それでは息子が可哀想...。
この世に私だけが息子を愛して、息子の全てを受け止めてあげられる。
そう思っていた。
もともと幼児期の経験からM気を育てていて、責めを快感に思えるのも幸いした。
大晦日に息子から孝行してもらったが、和子は佑樹が母親を責めたい筈だと分かっていた。
前から言っていた寒中の裸での引き回し。
あれをしたい筈なのに..。
3時過ぎころ、和子の方から佑樹に言った。
「お母さん、もう大丈夫よ。
佑ちゃんがしたいこと、何でもして良いのよ。
お母さんを裸で縛って、外を歩かせたいんでしょ。」
佑樹は健気に言ってくれる母親に
「お母さん、ありがとう。
じゃあ夜遅くにするから、昼間はゆっくり休んでて。」
と答えた。
そして早めの年越しの夕御飯を終えると、二人は一度布団に入って休んだ。
和子は気持ちが高ぶり、なかなか寝付けなかったが、一緒に寝た佑樹が抱き寄せてくれると、その父親に似た体臭を感じながら、いつの間にか眠りにつくことが出来た。
二人が起き出したのは、もう日が変わり、新年の1月1日になっていた。
和子はご飯を炊き二人で食べ、佑樹は風呂を熱くした。
午前3時過ぎ、いよいよ佑樹は母に裸になるように命令した。
佑樹が持つのは、やはり荒縄だった。
和子は両手首を背中で縛られ、豊かな乳房を上下から挟むように縄を掛けられた。
そして荒縄は和子の腹に巻かれ、腰のところで結ばれる。
そこから、いよいよ荒縄は、和子の股間に通された。
佑樹が前から荒縄を引き上げ、腹のところで巻いてる縄を潜らせて、ふんどしの形が出来上がる。
縦の縄は、腹の部分で巻かれた縄を潜らされた後、和子の身体の前方に伸ばされた。
それを佑樹が引っ張ってみる。
「うっ!」
和子は引かれたことで股間に食い込む荒縄の痛みに小さく呻いた。
やはり綿や麻の縄より肌触りが荒く、小さなチクチクしたケバが柔肌や粘膜を刺した。
「直に絞めるのはやはり、きついんだね。」
佑樹がちょっと心配してくれた。
「ええ、やっぱり痛いのね。
でも大丈夫よ。
佑ちゃんがしたいように、お母さんを虐めてね。」
そう答えた和子の縛られた身体を抱いて、佑樹は母の唇を激しく吸った。
優しい佑樹は、裸で母親を外に引き出す前に、足に草履を履かせてくれた。
「裸足だと、冷た過ぎるでしょう?」
これから全裸で夜明け前の野外に引き出すのに、息子なりの小さな心尽くしだった。
※元投稿はこちら >>