「な、何を入れたの?
お母さんのお尻の中が熱いわ!」
初めての感覚に、和子は不安を覚えた。
息子に聞かずにはいられなかった。
「ふふっ、お神酒。
拝殿にあったお神酒を少しね。」
和子は息子から責められるようになって、自分でもSMについて色々検索して、ある程度の知識は持っていた。
アルコール浣腸、それは腸の粘膜から直接アルコールが吸収されるため口から飲むより急激に体内のアルコール濃度が上がる。
急性アルコール中毒となる危険も大きく、アルコールの耐性が弱い人は避けるべき。
注入する液体のアルコール濃度が濃すぎると、
少量でも粘膜が爛れたりする危険もある。
素人がプレイとしてするには危険。
と書いてあったような記憶があった。
ああ、こんなことを他のお嬢さんにしたら、大変なことに..。
和子は飽くまで佑樹の母だった。
自分が息子から危険な事をされたと言う事より、そんな危険な行為を息子が他人にして、事件になったりする方が和子にとっては大変なのだ。
お神酒の浣腸は、確かに速やかに和子の身体に影響を与えた。
心臓がドキドキと強く打ち始め、吐く息がアルコール臭くなった。
「立てる?」
しばらくして、息子からそう言われて、和子はふらふらと立ち上がった。
まだ気分ははっきりしないが、身体に大分体温が戻った気がする。
それと、少なくとも急性アルコール中毒にはなっていないようだ。
「もう、帰らなくちゃ..」
和子はあまり呂律の回らない口調でそう言った。
確かに、もうすぐ日が上る。
この神社に初日の出を見に来る集落の人もいるだろう。
それは佑樹も分かっていた。
身体を縛っていた全ての縄を解かれたが、やはり股間の粘膜は荒縄から痛め付けられ、外されても苦痛が残った。
誰からも見られてないのだが、不思議なもので、両手を縛られてない和子は、自然に両手で胸とあそこを隠しながら石段を下りて行った。下の道まで下りて家の方に向かってほんの50メートル程歩いた時、二人は自分達が危うかったのを知った。
車のエンジン音が聞こえ、集落の方から一台の軽四トラックが上がってきたのだ。
二人が慌てて脇の杉の影に隠れると、トラックは二人がさっき下りてきたばかりの神社への石段の下に止まり、運転席と荷台から数人の人が降りたのだった。
「危なかったね。
もうちょっと遅かったら、お母さんの裸、皆から見られてたね。」
息子はそう言いながら、和子の胸を揉みしだいた。
和子にとっては、また失禁しかねない恐ろしさだった。
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