左腕には小さく、でもしっかりと鬱血したあとが残っていた。
膣の奥にまだ残った父の精液を掻き出し、持っている中で一番太いオモチャに塗り込んでまた膣へと…
父の肉棒を思い出しながら何度も何度もオモチャを奥まで突き刺した。
壊れるんじゃないかってくらいに強く、乱暴に何度も何度も。
右腕がつりそうなくらいに何度も激しく乱暴に出し入れしていて、次の瞬間目の前がパッと白くなった。
気がつくともう朝になっていた。
オモチャは精液と愛液が乾いて白く膜を作っていて、自分の割れ目も回りは白く、中は真っ赤に充血していた。
お腹の奥の方が何となく鈍く痛い。けれど嫌な痛みではなかった。
生理痛ってこんなんなのかな…そんなことを考えながらぼんやりしていた。
ーーーーー
起きてリビングへ行くと、父だけがソファに寝転んでテレビを見ていた。
兄はバイト、母は仕事で使う物の買い出しで少し遠くの店まで行っているらしい。
朝ご飯は?と父に聞かれたけれどいらないと答え、父の向かいのソファに座った。
テレビからはよく分からない難しい話をする人の声が流れていた。
父は特に何をするわけでもなくぼーっとテレビを眺め、私もぼーっと時計を眺めていた。
テーブルにあったチョコレートに手を伸ばす。
それはホントに何も意図せずだった。
腕の鬱血…キスマーク。
父はバッと飛び起きて私を凝視。腕の鬱血と顔を交互に見やった。
『……え…』
初め私は父が何しているのかわからなかった。
父が見る腕を自分でも見て、やっと理解した。
ホントはもっと後でバラそうかと思っていたけど、次の日にバレてしまった。
父は今まで見たことないくらいに焦り、動揺し、混乱していた。
そりゃそうだよなぁと逆に私は冷静だった。
どうやって説明しよう…と頭をフル回転させた。
けれど何も考えていなかったしその場で何か考えられる程の頭はなかったわけで…。
「あはは…バレちゃった」
と、明るく言うしか出来なかった。
父は何か言っていたけれど、自分でも何を言っているのかわからないと、途中で話すのをやめた。
「き…気持ちよかった?」
『……あ…いや…』
「ひひっ…私は…気持ちよかった」
『……』
「気持ちよかったんだよ…」
はじめて見る父のあわてぶりにどうしたらいいかわからず、とにかく気持ちよかった事だけを伝えた。
罪悪感なのか、どうにかなりそうな父にかける言葉は相変わらず出てこなく、私もどうしようか悩んだ…。
結果……ちゃんと受け入れればいいんじゃ?という安易な結論に達した。
パッと立ち上がって父の前に立ち、大きく深呼吸してから手を取った。
グッと引き寄せて立たせ父に抱きつく。そのままラグビーのタックルのように父を押しながら私の部屋へと無理矢理移動した。
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