割れ目を、さらに裂かれる気持ちだった。
上に乗って奥まで入るはずなのに入らない。私の膣の深さよりも父の肉棒の方が長くて全部入りきらない。
子宮を突き上げられる感覚は初めてだった。
兄や加藤としてる時もそんな感覚はあったけれど、父のは別格。私の股と父の下腹を密着させようとすると、私のお腹がポコっと膨れるくらい行き場を無くすほど父の肉棒は大きく……気持ちが良かった。
パパのオチンチン
私の手首並の肉棒が私の身体に入っている。しかもそれは自分の父親の肉棒。
イビキは消えて大きな寝息をたてている父親に跨り、その父親の肉棒を受け入れている自分に興奮した。
母親と兄がしているところを見た時も興奮したけど、やっぱり自分が父親とするのと比べたら…いや、比べられるほどの度合いじゃなかった。
起きないよね、起きないよね……
起きないかな?
起きないのかな?
……起きてくれないかな?
だんだんと考えが変わっていった。
割れ目というより膣というより、中身を犯されている感覚。ガチガチの肉棒で自虐的なオナニーをする感覚。
父は射精はしなかった。私もイク事はなかった。
気持ちよくなろうと必死に腰を上下に振っていたけど、「イク」という目的よりも父親とセックスしているという過程を楽しんでいたと思う。
ひたすら腰を振ったあと、自分の股から太い異物が産み出されるような気持ちで肉棒を抜いた。
愛液でテラテラと光るそれを、ティッシュで拭うこともしないでそのまま下着を被せた。
なんとなく、バレてもいいかな…という気持ちでいた。
ズボンも元に戻し掛け布団を直して、私はまだ股に違和感を感じながら自分の部屋に戻った。
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翌朝
土曜日でみんな休みだった事もあって早起きする人はいなかった。私も目が覚めたのは10時を少しすぎた頃。
リビングに行くとパジャマ姿の母が1人、観てはいないテレビをつけてお茶を飲んでいた。
おはようと声をかけると、ポ~っとしながら私を見て微笑んだ。
「昨日もお兄ちゃんとたくさんしたの?」
『ん…まぁ……』
「そっか。私もね…」
言いかけて私は黙った。父親としたのは、秘密にしておこうと。
何を言いかけたのか聞く母を誤魔化して、私も冷蔵庫からオレンジジュースをコップに注いで隣に座る。
何を話すでもなく並んで惚けていた。
「ねぇお母さん、お兄ちゃん以外の人ともするの?したい?」
唐突に聞いた。
は?という顔で少し私を見てから、マグカップに目を落とした。
『そう…ね、…したい…かなぁ…』
「誰でもいいの?」
『そういうわけじゃないけど、抱いてくれる人がいるなら……ってなに話してるんだろ娘に…』
「別に気にしないからいいよ。でもさ、パパとはしないの?」
『ん…したいよ。でもさ、誘ってくれないから…』
あんなスゴいおチンチンがすぐ近くにあるのに…と思いながら、夫婦だって色々あるんだろう。でもアレは私ももっと知りたい。試したい。
「ママから誘えば…襲えばいいじゃん。昨日みたいにお酒飲ませてさ」
『…う~ん………』
「とりあえず私、お兄ちゃんとしてくる。」
一瞬だけ止める素振りをしたあと、諦めたような顔で人差し指を口にあてて、静かにね と呟いた。
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