ガサガサッ…
社の表の方で誰かが歩く音が聞こえた。私とユウイチは繋がったまま息を潜める。
ガサッガサッっと足音は迷うことなく裏に向かって来る。
まずい…
そう思った瞬間
『み~っけた!』
アキラとミキだった。
ミキがアキラの家に行き、私は今日絶対誰かとするから探しに行こうって事になり…予想一位のこの場所に来たらしい。
話しの最中から2人は服を脱いで裸になると私とユウイチの隣に座った。
横になったアキラの肉棒に唾液をひと塗りしてミキが跨る。んんっと吐息を漏らすと同時にアキラの肉棒がミキの中に消えていった。
「ミキちゃんゴムは?」
『今日は大丈夫!』
ニッコリ微笑みながら答えると身体を倒して私にキスしてきた。舌を絡ませるミキの首に腕を回して私も応える。…それを合図に男子二人が一緒にピストンをはじめた。
2人なら十分なシートでも4人だと少し狭い。私とミキに気をつかってか、男子二人は足や膝をシートからはみ出しながらセックスしていた。
ユウイチが私の中に出すとアキラもミキに射精、すぐにペアを替えて互いの精液と愛液を混ぜあった。
ユウイチ…何回出すのよ…
そう思いながらアキラの肉棒で掻き回され、ぐちゃぐちゃになった割れ目にさらに追加の精液が注がれる。
狭いのにコロコロ体位を変えて、ペアを替えて…セックスに狂っていた。
ーーーーー
ミキが私の、私がミキの、ドロドロになった割れ目をお互い舐めあう。綺麗になったと思っても、気づくと奥に潜んだ精液が流れ出してくる。
そんな姿を男子2人が眺めている。2人とも満足したのかそれ以上私達に何かしてくることはなかった。
のんびりと服を着て、下着をヒロトの家に置いてきた事を思い出し……用事思い出した!と私は先にその場を後にした。
もう一度ヒロトの家に行く。けれどやっぱり誰もいない。夜電話すればいいか…と、下着はノブに巻き付けたまま家に帰った。
ーーーーー
夕飯は入学のお祝いってことで母が頑張っていろいろと用意してくれていた。
父はすでに酔っていた。家に帰ってすぐに祝い酒だーと飲み始めたらしく、夕飯時には真っ赤な顔でケラケラと笑っていた。
兄も隣で飲んでいたけど、父にお酒を注ぐばかりで自分はそんなに飲んでいない。どうやら今夜また母子でするのを狙って父を早目に潰そうとしているらしい。
終始ケラケラ笑う父を見ながら、こちらもなんとなく楽しい気分になって夕飯を食べた。
椅子に座っていてもフラフラしている父。さすがにほっとくわけにはいかないので私が介抱した。
私の名前を呼びながらおめでとう、ありがとなぁと繰り返し呟いている父を立たせ、なんとかベッドまで誘導した。部屋着だったのでそのまま寝かせて布団をかけ、私もベッドに座ってひと息ついた。
※元投稿はこちら >>