父の3日間の出張
3月の終わり、父は3日間だけの出張で家を留守にする。兄は初めからこの時を狙っていたらしい。
両親が仕事へ出て家に2人きりになると、兄はすぐに計画を教えてくれた。
いつも一人で寝ているけれど、たまには一緒に寝ようーーそう言って母と一緒に寝てくれ。
寝静まった頃に夜這いをかける。当然拒否するだろうけど、拒否するなら横で寝ているシホを犯すとかまかけする。
そんな計画とも言えない内容の計画で上手くいくわけない。そう言ったが兄は能天気に大丈夫だから~としか言わなかった。
その日は珍しく兄は私を抱こうとしなかった。
…ので私は私でヒロトとセックスしてから夕方までマンションでミキと遊んで家に戻った。
その後、母が帰ってきてからも普段通り。
兄の計画通り母に一緒寝たいと言うと、そだね!たまには一緒に寝よっか!と何も不審がる事もなく答えた。
軽く一杯飲もうよと母にワインを勧める兄。私はソファで横になって眠い振りをしていた。
一杯…二杯…とお酒はすすみ、結局2人でワイン1本空けてしまっていた。
眠い振りをしていた私も本当に眠くなってきたので、兄にアイコンタクトでそれを伝えた。
『酒なくなったわー。母さんもう寝る?』
「そうねぇ…シホも眠いみたいだし、寝よっか」
母はそう言って私を起こし、寝室へと向かった。
寝ないように寝ないように…なんとか眠気と戦いながら1時間くらい経ち。
横で母が寝息をたてている中、寝室のドアが静かに開いて兄が入って来た。
ゆっくり、ゆっくりとベッドへと近づきまず私が起きてるか確かめる。
親指を立てて合図をすると、兄はそのまま隣に眠る母のベッドに潜り込んだ。
「う…ん…シホ?…どしたの…」
「ん…?……なぁに…」
「……んっ………どしたのぉ…」
「えっ?ちょ…ちょっと、あれ?」
「リョウタ?なに?なに?」
兄はいきなり母の胸を揉んだらしい。驚く母は待って、待って、ストップストップと兄を制しようとするけれど兄は止まらない。
掛け布団は剥がされ、着ていた服からは胸が露出して、兄はそれを揉みながら舌で舐めていた。
「リョウタっ…待って!なんで?どうして?」
『いいから…いいから。』
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