『明日デートなんだけど、オマエも来ない?』
「え??なんで?」
『彼女が会いたがってるからさ。』
「会うだけならデート行く前に家に来てもらえばよくない?」
『ん~…ちょっと家じゃ…親父らいるし』
なぜ私を一緒に連れて行きたがるのかを聞いても、はっきり答えない兄。
何となくエッチなことなんだろうって思って、はっきり教えてくれないと嫌だと断った。
『ん~………彼女な、バイなんだよ』
「バイ??」
『男も女も、両方とする奴なんだわ…』
「……私が彼女さんとエッチしろってこと?」
『まぁ……3P?…的な?』
「ってか彼女さんって私とお兄ちゃんとしてるの知ってるの!?」
『うん。そーゆーの全然OKなんだよ…』
………
兄が言うには彼女は近親相姦経験者らしい。
家族…(両親と姉と彼女の4人)で、小さい時からみんなでセックスしていたーーー父親だけでなく母親も、咎めるどころか積極的に2人を参加させていたと。
幼稚園くらいからそれが普通の家庭で、母親や姉ともしていたのでなるべくしてなった…と笑いながら話したらしい。
ただ両親は事故で他界、姉は結婚して遠く離れた場所、彼女は祖父母の家にいたけれど、大学進学でこちらに来て一人暮らしをしているとの事だった。
「よくそんな事話してくれたね~?」
『まぁね。知り合った人…言い寄ってくる男みんなに話したらしいよ。みんなそれ聞いてドン引きして、それっきりらしいけど』
「お兄ちゃんそれ聞いて何て言ったの?」
『あ~……オレも妹としてるって。すっげー食い付いて来てさ。いろいろ聞かれて全部喋っちゃった。酔ってたし…』
いろいろと衝撃だった。
兄の口の軽さに一番イラっとしたけど、それがきっかけで何か私の世界がまた広がる気がして許すことにした。
「いいよ。会う。明日何時?」
『マジで?よかった!10時に駅で待ち合わせ』
「駅で?じゃあマンション行く?お兄ちゃん行ったことないでしょ?」
『あー…それちょっと…ってか、かなり期待してたんだわ。ホテルでもよかったけど、さすがに小学生連れては行けねーじゃん?』
「いいよ。でもちょっと臭うかもよ?みんなでいっぱいしてるから…」
気にしない気にしないと軽く兄は流して、当たり前のように私の下着に手をかけた。
「いやいや、下に親いるし!」
『だよな!』
「…………夜ね」
いつも通り、真っ暗な部屋で兄の精液を受け止め、次の日の事を想像してワクワクしながら布団をかぶった。
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