それから後はずっと気持ちがフワフワしたままであまり覚えていない。
ただヒロトのゴツゴツした指が私の身体の奥まで犯した事だけは朧げだけどわかっていた。
痛くはなかった。
身体の、何か…ギリギリを支えていた細い糸をプツリと切るような…そんな感覚だった。
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兄が帰って来てから私もヒロトも普通を装ってはいたけれど、火照った私の顔を見て兄はニヤッと笑い、何も聞かずに過ごした。
ヒロトが帰った後、私は自分の部屋で一晩中オナニーに耽った。ヒロトの指と同じくらいの太さのペンを自分の穴に何度も出し入れし、何度もヒロトの指を思い出してイキまくった。
朝、掛け布団をかけた下でペンを挿したまま寝落ちしていたところを母に起こされたが、私の顔を見るなり今日は学校休みなさいと言われた。
それはそうだ。目の下にクマができ、頬が火照り、あきらかに普通と違うのだから。
その日は両親が仕事に行き、兄も家を出た後、また何度もペンを出し入れしまくった。
早くヒロトの大きなのを入れたい。入れて欲しい。
その一心で自分の穴を拡げるのに必死だった。
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