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そろそろいいかな…
私の身体を軽々持ち上げて肉棒を抜くと、加藤は肉棒にコンドームをつけはじめた。
「ん?私まだいらないよ?」
今さらなんで?と思いながら聞く私にニッと笑いかけ、今度は仰向けになってと言ってきた。
言われるがまま私は加藤の前に仰向けになり、脚を開いて膝を抱えた。
[ヒロトくんにね、頼まれたんだ。シホちゃんのお尻を開発して欲しいってね]
「お尻?…え?今からお尻に入れるの!?」
[そう。さっき塗った薬ね、麻酔効果があるんだ。普通に買えるものじゃないから秘密だよ]
人差し指を立てて口に2回当て、加藤は肉棒をお尻の穴につける。
[痛かったたらすぐに教えてね。]
目線を私から穴に向け、ゆっくりと力を入れて肉棒を挿入し始めた。
薬のせいなのか…痛みどころか感覚がほとんどなかった。たぶん入って来ているんだろう。
と、次の瞬間強烈な快感が私の身体を襲った。
「あぁぁぁぁッッッ!!」
全身が痙攣して今まで感じたことの無い強烈な快感に目の前が真っ白になった。
私は加藤の腕枕で目が覚めた。
時間にしたらほんの2~3分だったみたいだけれど、失神していたらしい。
自分がいる場所の確認をするのにしばらくまわりを見渡し、加藤の顔を見て状況を思い出した。
[ごめんね…痛かったね]
そう優しく問いかける加藤。
「ん…痛くなかった。気持ちよすぎて…」
[え?そうなの?]
「うん、イッちゃった」
照れながら答える。
加藤は安心したのか続きをするか聞いてきたので、もちろんすると答えてまた脚を抱えた。
さっきと同じく感覚はない。けれど加藤の亀頭は確実に私の中に入っている。
今度は私がリードする感じで加藤の腰を引いていく。ゆっくり、ゆっくりと私の中に消えていく肉棒。半分以上入った時に感覚が戻ってきた。
「ヤバ…いっ、ストップ!」
ピタっと動きを止める加藤と私。薬の効果は穴の奥までは届いていないようで気持ちよさが半端じゃなかった。
ここまでか、わかった。と呟いた加藤はギリギリのラインでピストンをはじめた。
ミチミチっとゴムを弾く音が聞こえているが、感覚がない。ただ異物が入ってまわりの肉が押されていることだけはわかる。
[ゴムはね、私の為なんだよ…]
加藤は続けた。
ゼリー状の薬は市販されていない塗る麻酔薬で、ゴムなしですると肉棒の感覚もなくなってしまう。
男にとって全然楽しみのないものになってしまうからゴムをつけたらしい。
女でも膣に使うと数時間は全く面白くないセックスすることになるらしい。
腰を振りながらそう教えてくれた。
汗をかく加藤に対して私はただそれを眺める状態だった。それを察してか、加藤は私の膣にバイブを挿入した。
お腹の奥でブーンと鈍い音が聞こえ、一気に私をイク寸前まで持っていく。
ギリギリでバイブを引き抜き、落ち着いたらまた挿入する。
何回かそれを繰り返し、私の意識が朦朧としてきた頃、加藤が呼びかけた。
[ほらシホちゃん、全部入ったよ]
頭をあげて股間を覗くと加藤の肉棒は私の中に消えていた。
「ハァハァハァ…おしり…に?」
[そうだよ。お尻に]
アナルバージンは痛みもなく加藤が奪った。
いや奪ったって言う言葉は適切じゃないかもしれない。
優しくもらってくれた。たぶんこっちの方が私の気持ちを正しく表している。
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