日曜日
また同じく8時30分に学校裏に行く。ぼーっと鳥のさえずりを聞きながら30分待っていたけど、来ない。
9時30分…まだ来ない。
10時…諦めて帰ろうと校舎横を抜けると、全速力で自転車を漕いでこっちに向かって来る人が。
『悪い!寝坊した!』
3人目 同級生のユウイチだった。
彼はクラスのお調子者。時間にルーズな事を忘れていた。遅れてもなんやかんや有り得ない言い訳で有耶無耶にしてしまう人。それでもみんなそのキャラで許してしまう、そんな男の子だった。
『ごめんごめん!起きたら誰もいなくてさ!誰も起こしてくれなくて~』
「うん、いいよ来てくれたから」
『ん、で話って?』
せっかちにもすぐに話を聞きたがる彼を校舎裏まで連れて歩きながら私も本題を切り出した。
『は?』
「私とセックスしてみない?ってこと」
『…はっ…なに…セッ…』
動揺する彼の手を引きながらベンチへと座る。
「嫌なら無理にはいいから…」
『や!したい!すっげーしたい!いいの?』
彼も兄の部屋に忍び込んでエッチな本を読み漁っていて知識だけはあったらしい。興奮状態で隣で勃起していた。
彼も私もすぐに下着を脱いでベンチに向かいあって座った。
ユウイチのおちんちんは大きかった。いや、ヒロトや兄と比べたら小さいけれど、ちゃんと大人のそれになっていた。
寝転んで脚をあげると、ユウイチは初めてなのになれた感じでそれを抱え、何も言わなくてもすぐに穴の場所を見つけて肉棒を当てる。
『ここ…でいい?』
私は無言で頷き上げていた頭をベンチにつけた。
グゥ~っと亀頭が入り口の肉を押し退けながら侵入する。すぐにニュルっとそれを飲み込み、ユウイチの体温を感じていた。
『入った…』
「うん、入った」
ユウイチは口角を少しだけ上げて笑った。
私の中身を確かめる様に、少しずつ少しずつ前後に動かしながら挿入した。
『シホ、痛くない?』
「ん?うん、だいじょぶ。」
『赤ちゃん出来ない?』
「私…生理まだだし…」
『動かしていい?』
普段のキャラとは全然違う、私を気遣うユウイチは少しだけカッコよく見えた。
私もそれに応えるように少しだけ可愛く(と言っても相手がそう思うかは別として…)返事をしてみた。
「好きに動いていいよ…気持ちいいから…」
ユウイチはニコっと笑うと上半身を少し前のめりにして私の顔を覗き込む。その後すぐに腰を振りはじめた。初めてっていうのが信じられないくらいスムーズに…。
「き…もち…いぃ」
自然に出た言葉だった。
何となく、相性がいい。そう思った。
前日の2人と違ってユウイチはすぐにイクこともなく、私を気持ちよくさせることに必死になっているみたいだった。
「ハァハァハァ…ねぇ…うしろから…して…」
肩に手をかけ、額に汗をかいたユウイチにそう問いかけると、黙って頷いて一度膣から肉棒を抜いた。
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