加藤は唐突に言った。
向かいのソファで前のめりになって私を見つめ、微笑んだ。
私も言われるがままスカートを捲り下着の上から割れ目をなぞりオナニーを始めた。
人にじっと見つめられながらするオナニーは初めてだったけど、優しい目で見られながらするのは嫌じゃなかった。
左手は乳首を、右手は下着の中に入れ中指と薬指を割れ目に挿入しながら、クチュクチュと音を立てていじる。
静かなリビングに卑猥な音と私の呼吸とたまに出る声しか響いていない。
「ハァハァハァ…イキ…ソウ……」
加藤の目は変わらずジッと私に向けられ、その中で私は初めて人前でオナニーをしてイッてしまった。
[すばらしい……]
スっと立ち上がりひくつく私を軽々抱え、加藤はそのまま隣の部屋へと連れて行った。
大きなベッド。
その端に降ろされ、加藤は私の服をゆっくり脱がせていった。
[あぁ…すばらしい…]
全裸になった私を見てまた言った。
そのまま寝かされ、全身をチェックするかのように丁寧に舐められた。
ヒロトと同じくゆっくりだけれど、ヒロトよりもしつこく。でも嫌じゃなかった。
足の指。息がかかったところで私は初めて声を出した。
「そこはダメ!…です」
ヒロトに舐められるのが大好きな場所。何故か強烈に守らないとという想いが湧いてきて強く拒否した。
にこっと微笑みながら理解してくれたのか、加藤は足の指を舐める事はしなかった。
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