夏休みも終わって二学期が始まる。
相変わらず暑くて部室でのゴム販売はちょっと厳しかったけれど、出すだけでOKって人はなるべく相手をしていた。
こちらは下着だけ脱いでスカートを捲れば勝手に入れて勝手に出して終わりだったので楽には楽だったけど、ミキも私もそれだと不完全燃焼…。
先輩2人に最後に相手をしてもらって結局汗だくで帰るって感じの日々だった。
そんな中、学校での大きなイベント…学祭(体育祭&文化祭)の時期が近づいてきた。
私もミキも運動はあまり得意じゃない。文化祭での囲碁部の活動もこれといって特に無し。
まわりのみんながワクワク忙しく準備しているのを2人で眺めているのが多かった。
『学祭中になんか楽しいことないかなぁ?』
「楽しいことって?エロいこと?」
『ウチらが楽しいって言ったらそれしかないでしょ〜』
「まぁねー!でもみんな忙しいから遊ぶのは無理っぽくない?」
『ウチらだけでなんかさー、ないかなぁ?』
「体育祭ノーブラで…とか」
『乳首浮くって!』
「2日ともノーパンとか!」
『普段からそーだし!』
イベントで盛り上がりたいけれどいまいちコレといったアイデアが浮かばず。
大塚と藤村にも少し聞いたりしたけど、大人しくしていなさい と釘をさされた。
1年生はクラスの出し物もない。純粋に学祭を楽しむ為にって事でらしい。
2年生は定番の屋台やお化け屋敷、3年生は有志でダンスやバンド、喫茶店、中には勉強好きな人が講師になって塾なんかもやるらしい。
絶対近寄りたくない場所だ。
そして、なんの準備に参加することなく学祭前日になった。
『シホー、明日学祭だろ?パパも行っていいか?』
「ん?明日は体育祭だから部外者禁止ー!明後日の文化祭はオッケーだよ」
『なんだそうなのか。じゃ明後日ママと行こうかな』
「ミキのパパママも来るらしいから一緒に来れば?」
『お?そっか、じゃ後で聞いてみるか。加藤さんはどーなんだろ?』
「加藤さんは仕事忙しくて来れないって言ってた」
『そうか、残念』
「しょっちゅう会ってるじゃん?」
『まぁな。最近ちょっと面白い話あってな…』
「なになに?どんな??」
『それは秘密。男同士の!ハハハ!』
なんか蚊帳の外な感じだったけど流しておいた。
私は体育祭の為の準備をして、今日は父にも兄にも相手しないからね!と言ってたからベッドに入った。
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