10年後の私とミキの事を言われているようだった。
「それで、その人達の紹介でたくさんの人と?」
『そんな感じ。昼間時間あって暇らしくて連絡めっちゃくる』
「まぁアキラもユウイチも見た目はイイ方だしね!しかも普通の高校生より経験豊富だし!」
『それ言われたわ。手慣れてるって。詳しくは言ってないけどさ!』
「言ったら引かれるだろーねー!」
そんな話をしたのが夏休みの終わりの頃。
その頃に加藤から聞いたのが、売春で稼いだお金がけっこう貯まっていて車買えるくらいはあるぞ…と。
なんとなくそれくらいは貯まってるのかなぁとは思っていた。けれどお金に関してはそこまで執着していないし、何より加藤が色んな面で出してくれるので使い道がなかった。
カイトは夏休み中前半はバイトに明け暮れ全く連絡がなかった。
さすがに私もカイトに抱かれたいゲージが振り切ってしまいこちらから連絡すると、疲れてそれどころじゃなかったと言われた。
同時に連絡できなくてごめんとも謝られ、なんかセックス中とのギャップにやられて悶えた。
バイト終わりが夕方らしく、いつもそのまま早寝していたらしいけど、私が家まで行くと言うと頑張って起きてると約束してくれたので、一度夜7時に家にお邪魔してみた。
一人暮らしにしては広めのアパートで一応2部屋あったけど、家具などは極端に少なかった。
実家で使っていたものをそのまま持ってきたと言っていたけど、一部屋に収まっていた分なのでそれも納得。
寝室にはベッドではなく布団がひとつだけ敷いてあって他には何も無い。
ダイニングキッチン?と言えばいいのか…狭いその部屋には小さな冷蔵庫と電子レンジ、炊飯器だけ。
「テレビとかは?」
『あぁ、無い。昔からあまりテレビ見ないし』
「ふーん。ってか綺麗に片付いてるねー」
『物少ないし、君が来るって言うから掃除した』
「そーなんだ?…じゃさっそくしますか旦那?」
『どこの商人だよ…。まぁするけど』
「今日はね、ちょっとお願いしたいことあるんだけど…」
『お願い?…どんな?』
「初めてした日、私をめちゃくちゃにしようって思ったって言ってたよね?…それをしてほしいなぁって…」
私のお願いにカイトは少し訝しげな顔をした後、口元を緩めてフッと笑った。
『オケ。』
服を脱いで裸で布団に座ると、カイトは両手をタオルできつく縛った。
脚は膝折りで縛られ、目隠しと口にもタオルを巻かれた。
『ひとつだけ。絶対にイクな。』
冷たく吐き捨てるように言った後、少し乱暴に布団に押し倒された。
服を脱ぐ様子だけなんとなくわかった。
そして前戯もなく割れ目にぺっ…と唾を吐かれ、直後肉棒が突き刺さる。
限界まで両脚を左右に広げ肉棒を根元までゆっくり数回往復させると、両胸を無造作に掴まれた。
「ん"ん"ッッ!」
痛気持ちくて腰が勝手に跳ねる。
その様を見てカイトは掴んだ胸に爪が食い込むくらいに力を込めた。
「ん"ん"ん"ん"ッッッ!!」
『痛いのが好きなのか?』
「んんッ」
YESともNOとも取れる返事しか出来ず、胸の痛みにただ快感を得ていた。
無言のままひたすらに肉棒で腟内を掻き回される。そのうちカイトの動きがゆっくりになり、直後精液が注がれた。
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