『どうだった?』
「優しいお父さんって感じだったよ!」
『そうか。写真撮るの了承したけど大丈夫だったかな?』
「うん!ちゃんと顔映らないようにしてくれてた!それよりね…………」
私は娘の制服を着せられ娘を演じながら抱かれた事を話した。加藤もそれは知らなかったらしく驚いていたけれど、世の中色んな人がいるさと笑っていた。
封筒に入ったお金はそのまま加藤に預けた。持ち歩くには少し多いし管理しとくのも面倒なので全て加藤任せ。私名義の通帳を作ってくれてそこに入れておいてくれる事になっている。
カードは自分で持っているので、必要な時には引き出して使えばいい。
売春予定を加藤に聞くと、一月先まで埋まっているらしい。
週2回・2人までなのでけっこう倍率高いらしい。
「他にも女の子増やしたら?」
『ん、こういうのは増やしたらダメなんだよ。私も管理しきれなくなるし、そうするとどこかで綻びが出てくるから』
「綻び?」
『女の子と直接連絡取ろうとしたり、私と同じ立場になろうとしたり…な』
「ふーん。」
『まぁもう一人、ミキちゃんくらいは…と思ったんだが、あの連中がダメだ!って言っててな』
「あー悪友さん達?」
『そう。あいつらミキちゃんの事大好きだからな』
「そっか!なんかわかるけど!」
『大変だったり嫌だったりしたらいつでもストップするからね。すぐに言うんだよ?』
「わかった!」
加藤は私を家に送り、またそのまま母と玄関で1回してから帰っていった。
学校でのゴム販売も加藤の紹介の売春もこれといって何事もなく?身体的にもそんなに大変でもなく過ぎていった。
季節は夏になりかけ制服もみんな夏用に変わった。
夏用のブラウスはミキの胸を強調する。
すれ違う男子みんながチラチラとミキの胸を見ているのが隣で並んで歩いているとよく分かる。
「ミキ みんなミキのおっぱい見るね?」
『だよね〜!たまにわざと揺らしたりしてるけどー!』
「そんだけデカいと揺れ方半端ないし!」
『ってかね、この胸のおかげでちょっとイイ事もあるんだ!』
「ん?どんな??」
『めっちゃ胸見てくる先生に声かけたら、ゴム買うって!』
「うそ!?マジで??」
『うん!買いませんかー?って言ったら、いくら?って聞かれて…』
「ん、それで??」
『いくらなら買いますか?って聞いたら2万とか言うの!』
「おぉ、さすが大人!」
『だけどね、半分で良いから何回もどーですか?って言ったらびっくりしてたけどOKだって!』
「ほぇー…やりますなぁ?」
『ふふふ。まぁね!』
「部室でするの?」
『ん、先生の時は部室やめとこうって思って、学校外ならどこでもって言ったのね?』
「そだねぇ。先生混ぜたらさすがに部室使いにくくなりそうだし」
『そしたら車でもいいか?って聞かれて、OKした!』
「おっ!いいね!んで、いつ?」
『今日!先生の仕事終わってからだから夜だけど』
「その先生って誰?」
『金森って先生。私らの授業担当してないけどわかる?』
「…なんとなく。けっこう若くない?」
『若いよ。20代じゃないかな?』
「そいえば私らの相手20代の人あまりいないよね」
『そーだよねー。良太さんくらい?』
「まぁあんま歳気にしてないからいいけどー」
『たしかに!』
そんな話をしながら部室に入ってくつろぐ。
窓全開にしているけれどさすがに暑くてじっとしていてもじんわり汗をかくほどだった。
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