ミキとB君は裸のまま行為室から出てきた。服を着てから出てくるものだと思っていたので時間を読み違えた。
ミキ達が出て来るまでに終わらせて何事もなかったかのようにしようとしていたのに、全部バレてしまった。
『A君ばっかりズルいよねー?B君、私らもアレしよっか?』
戸惑うB君を引っ張ってまた行為室へと消えるミキ。
少しするとまたミキの喘ぐ声が聞こえてきていた。
「バレちゃったね」
『あ、なんかごめん』
「ううん私が悪い………悪いのかな?…別にいいよね?」
『ん…まぁ…そか?』
私とA君はミキ達の延長戦が終わるまで大人しく座って待った。
日が傾き始めた部室に響く喘ぎ声が止んだのはそれから30分経ってからだった。
A君B君の2人は財布から3000円を出して私達に渡すと、また買うよ と言って部室を出ていった。
お金はあらかじめ用意しておいたジッパー付きの袋に入れ、ゴムやティッシュのゴミをまとめてからミキと並んで椅子に座った。
「どーだった?」
『楽しかったよ〜!シホは?』
「気持ちよかった!」
『おしりでもしてたしね〜!』
「それはごめんて!」
『いいけど〜!まぁ私もシホ達がしてる時に口でしてたし!』
「そなの?」
『だって待てないもーん!ってか明日の予約は1人だからシホ?』
「ん、順番で!」
『おけ。じゃ私は先帰ろかな?』
「用事あるの?」
『ない。ぶらぶらしながらパパの仕事終わるの待ってよかなぁ』
「そっか。」
『じゃ帰ろっか!先輩達に連絡しとかないと』
初ゴム販売は何事もなく?終わって私達は売上金を鍵付きロッカーに入れて帰った。
しっかり管理しろと大塚に言われたけれど、私もミキもお金が目的ではないし、大塚藤村に頼んでいるコンドーム購入もそのお金を充てるようにお願いした。
次の日の昼休み
また部室でお弁当を食べている大塚藤村のところへ行って今日も1人予約ある事を伝えると、2人ともセックス相手を頼もうと思ってたのに…とがっかりしていた。
『じゃ今日私フリーだし今からど〜です?』
ミキがその場で下着を脱いで2人に聞いていた。
基本部室に来るのは大塚藤村の2人だけで、昼休みも部員が来る事は皆無。それをわかっている2人はさっそくミキを行為室へと連れ込んではじめていた。
私はその場で菓子パンだけ食べ、ミキに教室戻ってるよーと伝えて部室を出た。
午後の授業ギリギリにミキが戻ってきて、火照った顔で机に突っ伏した。
「どしたん?」
『ふぃぃ…時間ない中で2人相手するのはキツかったぁ。早くイカせないとって思ってめっちゃ腰振ったもん』
「アハハ、お疲れ様!ごはん食べたの?」
『タンパク質は補給した!』
「あー…飲んだのね。いちごオレ飲む?」
『ん、飲む!』
飲みかけのいちごオレをストローで一気に飲み干すと同時にチャイムが鳴り午後の授業がはじまった。
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