『あっ!そういえば昨日加藤さんから預かった物あったんだった!』
母がホントに急に思い出した様に声を上げて、玄関から2つの紙袋を持って来た。
『はい、加藤さん達からシホとミキちゃんに!』
A4サイズの紙袋を母から受け取ると、大きさの割にずっしりした感じ。中には可愛くラッピングされた布袋がひとつ。
「加藤さん達?みんなから?」
『そう。入学祝いだって。なにかは聞いてないけど開けてみたら?』
そう言われてミキと一緒に布袋を開けると、さらに小さい袋が3つ入っていた。
「丁寧すぎない?」
『あれなんだっけ?あの人形の中から人形出てくるやつ!マタ…マテ…?』
「マトリョーシカ?」
『あ!それ!それっぽくない?』
「たしかに!ハハッ!」
3つあるうちのひとつ、袋の口を絞ってある紐を緩めて中を見ると、金属っぽいツルツルした物が入っていた。
「なにこれ?」
ひんやり冷たい感触のそれを取り出して目の前でじっくり観察。
『お?アナルプラグだな?』
ミキ父が呟く。
『ん?アナルプラグ?パパ知ってるの?』
『ああ、おしりに入れて穴拡げるヤツだよ。たぶん他の2つはサイズ違いじゃないか?』
ミキ父に言われて他の2つを開けて並べると、形は同じだけど大きさが違う物が揃っていた。
『んー…アナルプラグはアナルプラグだけど……デカいな』
「そなの?」
『普通はいちばん小さくて2〜3センチってとこだけど、これいちばん小さいのでも5センチくらいあるな』
「アハハ!まぁ私もミキもおしりの穴大きいしね〜!」
『でもいちばん大きいの…パパ達のより太くない?』
「だね。こんなの入るのかな?」
『とりあえずはじめはいちばん小さいので試したら?いま入れてみる?』
母がそう言いながらいちばん小さいプラグを持ってキッチンへと行き、簡単に洗ってから私達に手渡した。
「パパ入れて〜!」
『あ!私も!パパお願い!』
私とミキはソファに並んで座って両脚を抱えた。
父親ズはおしりにローションをたっぷり塗り付け、金属のプラグにも満遍なくローションを塗り広げてから、穴に垂直にプラグを突き立てた。
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