毛布越しに聞こえて来るのは大人達の笑い声と喘ぎ声。母の野太い声だったり良子の叫び声だったり。
加藤の笑い声はいつも聞いているから聞き慣れているけれど、こちらに近づく気配はなかった。
代わりに誰かが静かに私のおしりを掴み肉棒をゆっくり挿入してきた。
よく知ってる形…兄の良太のそれだ。
「きた…っんんっ!」
『お…おぉぉ…わかるわ!俺のに当たってる!』
「ユウイチ、きもちぃ?」
『シホ、お前絞めてる?』
「んっわかんないっ…けど力入っちゃう!」
兄の肉棒はゆっくりと出たり入ったりを繰り返し、その度に毎回腰から背中にゾクゾクっとした感覚が襲ってくる。
早くも遅くもない動きで擦られる腸壁と肛門。膣にはユウイチのもの。
「ヤバ…いっ…!イキ…そっ!」
『俺見ながらな!』
「うんっ!イッていいっ?いいっ?イキっ……」
応えを聞く前に全身が硬直して息が出来なくなった。
それでも関係なく出入りする肉棒に、なんとなく兄の気持ちが伝わってきた。
嫉妬…というより意地悪?
私が今のこんな状態になったきっかけは兄。兄を通して知り合った人と初めてして、その人がいなくなった後いろいろしてくれたのも兄。
この中で兄に抱かれた事が一番多いのは確か。
自分のモノが他の人間に取られる事が嫌だという感情をなんとなくだけど感じた。
「…ねぇユウイチ……将来…ユウイチより お兄ちゃんの子供…先に産んでいい?」
『…何人産むつもりだ?』
「わか…んない…っんっ!けど…最低3…人。ハァハァ…お兄ちゃんとユウイチと…パパ…」
『あと、アキラと加藤さん?』
「あはっ!…んっ…いいの?」
『いいよ。その代わり…』
「ミキ?お義姉ちゃん?」
『そだな、でも…あの子、シホの宝物の…』
「…エリちゃん!?」
『…ダメ?』
「……う…うぅ…ちょ…ちょっとまって、またっイキそうっ!だからっ!んぁぁっ…!」
ユウイチとゆっくり話したかったけれど、さすがに両方の穴に入れられた状態では厳しかった。
てっきり私のおしりで出すのかと思っていた兄は2回私をイカせると、すんなり他の人と代わってしまった。
他のみんな母達で快楽を得た後、最後射精だけ私やミキの穴を使う感じだった。
『お前…便所みたいにされてるな?』
ユウイチのその言葉は私を喜ばせた。
「うんっ!便器!アハッ!」
『精液専用便器か?』
「最低でしょ?でもそれで…それがイイの!」
『最低だな。でも愛してる』
「あぁぁぁ……イ…ク…ッ…!」
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