「お待たせしましたぁ」
一応バスタオルを巻いて男性の前に行くと、ベッドに腰掛けたまま自分の肉棒に視線を落とした。
『まず口でいいかな?』
「はい!」
膝まづき、まだ下を向いた肉棒に挨拶代わりにキスをして、両手を添えてゆっくりと口へと含む。
シトラスの香りがふわっと鼻をかすめた。ボディソープの香り。
舌で転がし、少し吸い込み、また舌で…と2・3回繰り返すうちに肉棒は大きく固く変化した。
『先輩に仕込まれたのかな?すごく上手いね!』
2分ほどのフェラでギチギチに勃起した。
男性は私の脇に両手を伸ばして引き寄せ、バスタオルを剥がすとそのまま跨るように言った。
言われるがまま男性に跨り肉棒を指で挟んで穴に合わせ、腰をおろそうとした時に待ったがかかった。
『入っていく時の表情を見せて』
下を向いていた私の顔を両手でそっとあげて見つめられる。普段あまり意識した事はなかったけれど、入る瞬間の表情を見られるのはなんとなく恥ずかしかった。
目を合わせたまま、見つめられたままゆっくり腰を沈めて肉棒を受け入れる。気持ち良さと恥ずかしさで心拍も呼吸も一気に早くなっていく。
ジッと見つめられる状態で肉棒全てを飲み込む。それだけで軽くイキそうになり、我慢している顔を見られるのがたまらなく恥ずかしくて目を逸らしてしまった。
『うんいいね!すごくいいよ!そういう反応が見たかったんだよ!』
男性は嬉しそうにそう言って笑った。
その人は私を抱えたままソファへと移り、背もたれに身体を預けると自由に動くように指示した。
自由にと言っても腰を上下に動かすか前後に動かすか、それくらいしか選択肢はなかったけれども、何とか喜んでもらおうと私も頑張ってみた…。
でもやっぱり先に自分が気持ちよくなってしまってあまり動けずにいると、その人はまた微笑みながら腰に手を回して見つめてくる。
『若い子はやっぱり可愛いね!おじさん変態だから若ければ若いほど興奮するんだ』
「そうなんですか?一番若くていくつでした?」
『11歳だったかな。』
「どこで知り合ったんですか?」
『ん…親に売られた感じだね。親に商品として売られてたんだ』
「…ひどい親ですね…」
『買う僕も同類だけどね』
「あー……」
『シホちゃんはどうなんだろ?言える範囲でいいんだけど』
普段は自分の事を特に隠す事無くペラペラと喋っていたけれど、この時は秘密にしておいた方がいいと勘がはたらき、誰かに強制されて身体を売っている訳じゃない事だけを伝えた。
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