新年度で忙しい中、加藤は朝から私を迎えに来てホテルへ向かった。
車内で私は加藤に質問する。
「セックスってお金になるよね?」
『っ!?何!?』
「いや、この前した人がいらないって言うのにお金くれたから…」
『あぁ…そういう事か』
「うん。今まで気にしてなかったけど、男の人はそんな感じ?」
『まぁ風俗とかもあるしな。プロ好きなのもいるし素人好きなのもいるし…でもどっちにしろ金出してでもやりたい男はゴマンといるわな』
「そーなんだねー。じゃ女の人は稼ぎ放題じゃない?」
『リスクはあるぞ?病気移されたり脅されたり…』
「あそっか。誰でもって訳にはいかないかぁ…」
『金が欲しい訳じゃないんだろう?』
「うん。でもあって困るものでもないしー」
『あんまりオススメはしないけどな………』
「だよね!」
話ながら加藤は何か少し考えているようだった。ブツブツと何か呟きながらも車はホテルの駐車場へ入った。
部屋に入るなり加藤は私の写真を撮りはじめる。顔、服を着た全身、全裸、胸のアップ、割れ目、後ろ姿、おしりの穴…一通り撮り終わると肉棒を出してしゃぶるように言う。
言われた通りに咥えるとその写真も撮りはじめた。
「なに…してるの?」
『いやな、シホちゃんの宣材写真をちょっとな…』
「せんざい…?」
『誰かわからん奴に安い金で買われるのは癪だから、金持ってる奴にシホちゃんを紹介しようと思ってな』
「ん?」
『売春婦より高級娼婦のがいいだろう?』
「…なんか違うの?」
『ハハハ!言い方だな!でもリスク有りの端金よりリスク無しの悪銭のがいいと思ってな』
「よくわかんないけど…」
『まぁいいまぁいい!そのうちわかるよ!』
そう言ってケータイをテーブルに放ると、私を抱えてベッドへ移動した。
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