『おはよう…ございます』
まだみんなが眠るリビングに手や腕で胸と股を隠して立っている女性。
眠い目を擦りながらよく見ると、視線を落として気まずそうにしているケイコだった。
シーツで擦れたのか膝は真っ赤になり、腰や手首にもうっすら赤い跡がある。
『あの…すみませんでした…』
まだ寝ぼけた私やミキ、大人たちの前で謝るケイコ。
何に対して謝っているのかな…そんな事をボヤっと考えていると、タケキがスっと立ち上がりケイコを抱きしめた。
『良太君にたくさんしてもらったかい?』
『…あ…はい…。』
『気持ち良かった?』
『………はい。』
『それなら良かった。』
首筋に軽くキスされながら目を閉じてタケキの頬に頬をくっつける。ケイコは幸せそうな顔をしていた。
日曜日の朝。みんなほぼ裸の状態。
服を着る文化がないような、それが普通で自然なんだと錯覚するくらい普通に裸で過ごしていた。
父と母、タケキとケイコ、それぞれ娘がいるのにずっとイチャイチャしている。
「なんかさぁ…イラッとしない?」
『…わかる。』
「マンション行く?」
『だね。呼ぶんでしょ?』
「もちろん!」
『すぐ行こ!』
私もミキも下着もつけずハーフパンツとパーカーだけ纏ってマンションへ向かった。向かう途中にユウイチとアキラに20分以内に集合!と連絡だけした。
マンションに着き部屋に入ってすぐ2人とも裸になる。玄関に隣同士で座ってそれぞれ自分で自分の身体をまさぐりながら2人の到着を待っていた。
顔が火照り、ピクピクっと身体がそれを求めはじめた頃合に玄関の扉が勢いよく開いた。
ユウイチとアキラは途中で合流したのか、並んで玄関前に立っている。一瞬の硬直の後ユウイチは私を、アキラはミキを抱えそれぞれ別の寝室へと入った。
何を言うでもなくベッドへ半ば放り投げられた後、まだ半勃ちの肉棒を膣にねじ込まれた。
すぐに私の身体の中で大きく硬くなっていくユウイチ。ほんの数十秒で私の膣いっぱいにまで膨張した肉棒。その刺激で腰から背中に電気が流れる。
「さっきまで…やってた…」
『…そか』
「10人くらいかな…?」
『…うん』
「めちゃくちゃイッた」
『…そか』
「中で出された」
『…うん』
「くやしい?」
『…べつに…』
「気持ちよかったよ」
『…そか』
「おしりにもね…」
『…シッ!』
「パパにも…」
『黙って!』
わざと、ユウイチと繋がりながらわざと他の男としてきた事を詳しく言おうとした。けれどユウイチはそれを遮って両手を掴んで激しく腰を打ちつけた。
『ヤリマンが!』
「うっん!」
『誰でもいいのか!』
「っんっ!」
『誰のでも気持ちいいのか!』
「んんっ!んあっ!」
『お前は!オレのだ!』
「んんっ!!うんっ!」
『オレのもんだ!オレのもんだからな!』
「んんっっ!!っあぁっっ!」
『オレのだからなっ!!』
「うっん!うんっ!!ああっ!うぅっ!!」
『オレだけのっ!!!オレだけのっ!』
直後に放出される精液。
腟内に熱いそれを感じながら、ユウイチはまだピストンを止めない。
ユウイチは射精しながらもさらに次の絶頂までの準備をしているかのように私の身体を貪った。
激しい呼吸でユウイチの吐く息が頬から耳にかかる。
滴る汗が不意に口の中に入る。
嫉妬が伝わるユウイチの顔を見つめながら何度も絶頂を繰り返し、朦朧としながらもユウイチの目を見続けていた。
『好きだよ…』
ユウイチが発した言葉が私の身体をおかしくさせる。
下腹部から今までと違う暖かい、光のようなものが全身に広がっていく感覚。
自分の身体なのに自分で動かすこともできず、でも気持ち良さだけは一方的に伝わってくる。
「わた…わ…たし…も……」
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