リビングに残されたミキと2人、特にする事もなく旅番組の流れるテレビをボーっと眺めていた。
ソファに横になったりまた座りなおしたり…
そのうちにミキがまた自分で股を触りはじめる。
「それ…私のパンツなんだけど…」
私のつぶやきに答えることなく、割れ目に沿って指の腹を上下にスライドさせ、ミキはその下着にシミをつくりはじめている。
『ンッ…フウッ……ンンッ!……ッ…』
艶っぽい声で感じているミキを見ているだけで、私のおへその下にゾクゾクする感覚が生まれてきた。
ソファに座るミキの前に移動してミキの全部が見れるように位置どった。
自分の指がクリトリスを弾く度に全身をひくつかせるミキ。足指が開いたり閉じたり丸まったり…ミキの快感のバロメーターのように私に教えてくれる。
『アッ!……』
気持ちいいところに強く当たったらしく、軽くイッたのがわかった。呼吸が荒くなり潤んだ瞳で私を見つめる。
「……ん、もぅ!」
私を誘う視線に私自身も耐えられなくなってしまった。
いつも自分が履いている下着に手をかけ、ゆっくりと引いて股間から離していく。
モワッとした空気が私の鼻を擽り、その後すぐに脳に刺激がかけ上る。吸い寄せられるように私の唇はミキの股にキスした。
さっきまで肉棒が入りまくっていたせいで、真っ赤に充血した中身が愛液でキラキラと光り、周りの肉襞はヒクヒクと蠢いている。
溢れ出る愛液はおしりの穴も通り過ぎてソファにまで垂れ流れた。
指で拡げられたミキの割れ目…というより裂け目に舌を密着させ下から上に舐め上げると、ミキの身体がビクビクビクっとリンクして震える。何度も下から上、下から上へと舐め上げ、何回に1回かクリトリスで舌を止める。
その度にもっと刺激を欲しがるようにミキの腰が浮き上がってきていた。
歯に唇を被せ、肉襞やクリトリスを甘噛みすると、ミキの発する声が泣き声にも聞こえる消え入りそうな声になるのが可愛いかった。
私も下着を脱いでミキをソファから引きずり下ろして床に寝かせた。
お互いの内腿に頭をのせて裂け目を貪りあう。
ただただお互いの性器を舐め合うだけ。それだけで長い時間が流れていた。
気づくとソファに並んでこちらを鑑賞している兄達。
『ただいま。…って言ってから20分経つんだが…』
『私達にに気づかないって…2人ともそうとうね!』
兄と良子が笑いながら言う。
全然気づかなかった。というより、気づく暇もないほど延々とイッていたんだと思う。
頬や髪まで愛液塗れになっているのに、そこではじめて気がついた。
身体に力が入らず起き上がることも出来なかったけれど、なんとかソファに寄りかかって床に座りなおしてお互いを見ると、ミキの唇がうっすら白くなるほどふやけていた。
「ミキ…口ヤバっ!」
『シホだって~!』
唇を指さしお互いを笑いあった。
『ところで…父さんたちは?』
兄の問いに、これまでの事を簡単に説明する。
…説明が終わる頃、2階の寝室からガタガタと音がするのが微かに聞こえてきた。
話を聞き終えた兄が、私達を残して1人で偵察に行きそしてすぐに戻ってきて一言。
『やってるぞ?』
は?という言葉しか出なかったけれど、耳を澄ますと確かに女の人の喘ぎ声が聞こえる。
母の喘ぎ声とは違う、泣き声にも似たその声は次第に大きくなっていく。
『ママだ…』
ミキが隣でつぶやく。
なんで?という顔で私を見るけれど、私の頭もなんで?としかならない。
赤ちゃん2人を抱いた良子を残し、兄と3人で両親の寝室へと向かった。
寝室のドアは半端に開けられたまま…。隙間からというより普通に部屋の中が見える。
ベッドで喘ぐケイコ。上に乗るのは父だった。
母はベッド脇の椅子に座り、タケキは腰を振る父の横でケイコに自分の肉棒を握らせながら両手で柔らかそうな胸を鷲掴みにしている。
ハッと母が私たちに気づきパタパタと近づいて来た。
『良太、ちょうどよかった!あなたも交ざって!』
『は?』
『ケイコさん、3人で攻めてあげて!』
『え?なに…ちょっとまっ……』
状況も分からないまま部屋に引き込まれて母に服を脱がされていく兄。
裸にして兄をベッドに追いやると、母は私たちの手を引いてリビングへと戻った。
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