『オォォ…弥生!』
『イクッ…イッチャウ!』
玄関を開けた瞬間リビングから両親の声。昼間からリビングでかよぉ…。
まだ父や兄、母の関係は秘密にしていたのでそのまま中に入るわけにもいかず、そっとドアを閉める。
玄関からリビングの外へと回ってこっそり窓から覗くと、2人とも服は着たままソファでいたしていた。
終わりっぽかったし少し待てば大丈夫かと思って様子を見ていると、そのまま続けて父が腰を振り始めた。
父の肉棒が母の股に出入りしてるのが窓からでもよく見える。中に出された精液が行き場を無くして泡立ちながら溢れ出ていた。
リビングの外、壁に持たれて微かに漏れる母の喘ぎ声が聞こえなくなるまで待った。
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「ママさ、昼間は短めにしてくれない?」
『え?…何を?』
「パパと仲良くするのをだよ!私1時間も外で待ってたんだからね!」
『えっ!?ホントに!?…ごめんね』
「まったくだよ。何で昼間からしてんの?」
『ん。社長…加藤さんにね、ピル飲んでって言われて。あ、避妊の薬ね。飲みはじめてるのお父さんに言ったら…なんかはじまっちゃって』
「ふーん。じゃゴムしなくていいからまたヤリマンレベルあがるねー」
『そんな…』
湯船に一緒に浸かりながら母と話した。
ピル代はそんなに高くないけど加藤が出してくれる。口止めみたいなものも含まれてるんだと。
父には家ではスカートで下着は履かないでいてくれと言われたらしい。時間があったらすぐにしたいからと。
十何年もしてなかったくせに父も母もここへきて覚醒したのか…まぁ私がそうさせたんだろうけど。
それならもう遠慮しないでいいかなぁと思いはじめた。
父母&兄に全部バラす。
どんなのがいいかなぁと計画を考えるのが楽しかった。
ーーーーー
平日は相変わらず。
ただ場所がほぼ固定になった。
マイ達が所属している英語研究クラブの部室。部室と言ってもはっきり言って物置部屋。週一の必須活動以外は誰も使わないその部屋が、学校内でのセックス部屋になった。
もちろんマイの提案でだけれど、これはこれで楽しかった。
あとから作った小屋だからか校舎からは直接入れず窓も1つだけ。薄いカーテンを閉めれば雰囲気は出る。
校舎の端にあるので頻繁に出入りしていても誰も気づかず、なおかつクラブの担当は私達の味方のあの先生。
そこに少しずつ物を運び込んで、誰かとかち合ってもそれなりにプライバシーが保てる衝立ても作った。声は丸聞こえだけど。
三組は同時に出来て、他はフリースペースみたいな所もある。私はもっぱらフリースペース。机1つあれば後ろからできるし、乗れば前でもできるし。
使用済のゴムは専用の箱に入れておけば先生が片付けてくれた。たぶん中身は捨ててはいない。
先生もたまに授業がない時その部屋を使っているらしい。
木曜日はクラブの必須活動日でレディースデイ。部員が女子だけなので全員巻き込んで女の子だけでたっぷり楽しむ日。
アカネが父に頼んで買ってもらった双頭、ノーマル各10本のディルドのうち3セットが部屋に置いてあって、木曜日はそれらが大活躍する。
男子とは未経験だけどディルドで非処女になっている人もけっこういた。
そんな感じのなか、私はまず兄に打ち明けた。
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