悟の母に対する歪んだ欲望は、悟本人が思っていたより簡単に、しかも直ぐに実現することとなった。
奥さんが院長先生に何か耳打ちした。
院長先生が頷く。
奥さんが婦長さんと若い看護婦に指示した。
皆の顔が、悟が隠れているドアの方を向いた。
見つかった!
驚きで、悟は身体を動かせなかった。
声も出なかった。
あっ、と言う間に悟は三人の女性から取り囲まれ、そのまま院長先生の前に連れていかれた。
怒られる..。
そう思ったが、院長先生の顔は怒っていなかった。
「悟君、ずっと覗いてたね。」
そう言われて、悟は頷かざるを得なかった。
「どこら辺から見てたの?」
「廊下を裸で歩いてた時から..」
「お母さんは縛られてただろう。
可哀想だと思った?」
「うん」
「男の子だから、お母さんを助けようと思っただろうね。
でも、どうして助けなかったの?」
悟には辛い質問だった。
「相手が大人だし、敵わないと思ったのかな?
それとも、お母さんが裸でどんなことをされるのか知りたかったのかな?」
悟が黙っていると、院長先生は、
「きっと、その両方だろうね。
きれいで優しいお母さんが、どんなことをされたのか、全部見てたんだよね。」
と言った。
悟は頷いてしまった。
「お母さんを見てごらん。」
促されてポータブル便器に座らされている母を見ると、母は両手で顔を覆って啜り泣いていた。
「お母さん...」
悟が小さな声で呼び掛けると、母は
「悟ちゃん、ごめんなさい..」
と啜り泣きながら謝った。
「さあ、真知子。
悟君に、どうしてお母さんがこんな責めを受けるのか、教えてあげなさい。」
院長先生の言葉に、母は啜り泣きしながら、ぽつぽつと話始めた。
奥さんと院長先生から、お金を貰っているけど、けしてそのために無理やりされてるんじゃないことを何とか話した後、最後に
「悟ちゃん。
お母さん、虐められるのが好きなの..」
と自分の本性を告白してしまった。
院長先生が悟に、
「ほら、お母さんのおっぱいの先の、赤ちゃんに母乳を吸わせるところを見てごらん。
乳首って言うんだけど、今のお母さんの乳首、硬く大きくなってるだろう。
悟君も、今ちんちんがこんなに硬くなってないかい?」
その時、奥さんの手が後ろから伸びて、悟の半ズボンの前に触った。
「悟ちゃん、硬くなってるわね。」
奥さんから触られたこと、ちんちんが硬くなってるのを知られたことで、もう悟はここにいる大人達に逆らう気持ちは全く無くなってしまった。
「悟君、君を叱ったりしないからね。
いや、反対にもっと良く教えてあげよう。」
院長先生はそう言うと、母を処置室の反対側のカーテンで仕切られた方に歩かせた。
悟は、うんこを出すところまで見られた母が、何故かおずおずと尻込みしてるかのように思えた。
カーテンが開けられると、そこには悟にとって初めて見る変わった形のベッドがあった。
婦人科検診台である。
母はその台に寝かされて、両足を大きく拡げて膝と太股で固定された。
両手は縛られてないが、先程からずっと顔を覆ったままだ。
啜り泣きも続いている。
可哀想なお母さん..。
しかし悟は、院長先生の言うことに従って、母の股間を真っ正面から位置に立った。
真っ白でふくよかな母の太股。
それが、こんなに?と言うくらい拡げられてる。
ただ左右に拡げられてるんじゃなくて、両足の膝から下を高い位置に固定させられてるからだ。
しかも、太股の中程と腹部にも幅の広いベルトが締められ、母は検診台の上で動いたり逃げようとしたり出来ないようにされている。
二本の太股の真ん中に、下腹部から逆三角形に黒々とした茂みがあった。
幼なじみの智子ちゃんのを見た時にはなかった大人の印だ。
その茂みが、お尻の方に流れる前に、茂みの間から顔を出している赤い裂け目が見えた。
全体が赤い肉の色だ。
色白の母の肌の色と全然違っている。
さらに、その肉の色の裂け目にも、複雑な構造物があった。
「クリップで挟んで拡げて良いから、悟君にお母さんの陰裂の中を教えてあげなさい。」
院長先生から言われて、婦長さんが幅の広い金属製の紙挟みのような物を持ち出した。
指で摘まむ部分に、丸い穴が開いていているが、その穴にゴムが結ばれてた。
あんな文房具みたいなの、何に使うんだろう?
婦長さんは、顔を覆ったままの母に、一言
「挟むわよ。良いわね。」
と言うと、母の陰裂の右側のふっくらした縁を、その金属製の器具で挟んだ。
あっ、きっとすごく痛いはず..。
確かに母は、顔を覆ったままだが、「うっ!」と唸り、身体を捻って苦痛から逃れようとしたみたいだった。
しかし婦長さんは、手を休めずに反対の縁にも同じ物を取り付けた。
「悟ちゃん、今私が挟んだお母さんのこの部分は、大陰唇って言うのよ。
単純に、土手って言う男の人も多いわ。」
婦長さんは悟にそう説明しながら、クリップに空いている穴に結ばれてる二本のゴム紐を、ぐっと引っ張って、検診台の背もたれの後ろを回して結んだ。
これで母の陰裂は、大きくひろげられ、中の複雑な突起やビラ状の物など、はっきり見えるようになった。
しかも検診台の上には、手術室にあるような、大きな照明灯が点いている。
悟には、母の陰裂の中が、不自然にキラキラしているような気がした。
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